産後の背中の痛みにシップはいいの??

2019.02.13

説明

産後に体のあちこちが痛くなることは多いですね。
中でも背中はトップでしょう。
そして実は他にも色々あるんですよ。

 

産後に腰が痛い、、、
産後から骨盤付近が痛い、、、
出産後に肩こりが始まった、、、

 

出産後に背中の痛みを緩和する方法はたくさんあります。
シップやジェル、ローションなどがそうです。
これらは市販の外用消炎鎮痛剤という名前のものです。
その中でも手軽にやってしまう「シップを貼ること」
に関してご説明します。

 

これらの外用消炎鎮痛剤の注意書きには、
「妊娠、または妊娠していると思われる人は使用しないこと」
と書かれています。

 

では産後はどうなのでしょうか?

 

 

□シップって何よ??

別名、外用消炎鎮痛剤といい、
肩こりや腰痛などの筋肉の痛みや炎症を和らげるものです。
おばあちゃんやおじいちゃんが貼っているアレです。

 

使い方は簡単です。
皮膚の上にペタッと貼るだけなので、
とてもお手軽、だから必ず自宅にたくさんあったりしますね。

 

これは皮膚を通してシップの成分を吸収させ、
血行をよくしてコリを解消したり、軽く感覚を麻痺させることで
痛みを抑える効果があったりするものです。

 

手軽な反面、心配な点も少しあります。

 

□産後にシップを貼る心配点は??

イメージで言うと、
皮膚から薬を吸収させるのです。
産後の女性で心配なのは成分が皮膚を通るので、
血管まで入ってしまうことです。

 

そのシップの成分(薬の成分)が授乳を通して、
お子様の体にまで行きます。
薬というのは用法・用量を守るのが基本です。
大人の体には問題がなくても、
子供の体にとっては危険です。

 

ですので基本的に産婦人科の先生、
もしくは薬剤師さんにご相談ください。

 

 

□産後に買うならこのシップ

市販されているシップをご紹介します。
まず第1〜第3医薬品に分けられます。
数字が小さい方が薬が強いと考えてください。

 

第1類医薬品は妊娠中などには使用できません。
それほど強い成分が入っているのです。

 

第2類医薬品は使用上の注意があり、
産婦人科の先生や薬剤師さんに相談が必要です。

 

第3類医薬品は基本的には使用をしてもいいと言われています。
私はこの第3類でも使われるので、
あれば産婦人科の先生や薬剤師さんに
相談してください、とお伝えしています。
基本的には使わない方がいいと思います。

 

第3類の商品名を少し載せておきます。
・腰痛パテックス
・アンメルツヨコヨコ
・サロンパス  など

 

 

□最後に

今回は、産後の背中の痛みにシップはいいの??
ということをご説明しました。
これは産後の背中の痛みだけではなく、
腰痛や股関節痛、肩こりなど
産後の症状には全て共通することです。

 

リボディ魚住では薬を全面否定はしていません。
必要な時を判断し、使い分けることで
とても効果があると考えています。
ですので、全面的に薬に頼るのではなく、
マッサージや運動をすることも大切です。

 

もっと言えば痛くならないようにどうするか?
この考え方こそが大事だと思います。
出産後は必ず骨盤が緩んでいます。
骨盤矯正をすることで肩こりや腰痛、背中の痛みを
根本的に解決することができます。