【左腰、左背中、両股関節の痛み】陣痛の時からの痛みを整体で治療|大阪市中央区にお住いのM.Kさんの骨盤矯正事例

2020.12.28

説明

 

部位と症状

陣痛を我慢している時に左の背中に電気が走るような痛みを感じた。最近では背中を丸くする動作(地べたに寝ている赤ちゃんを抱っこしようとする動作)で同じような痛みを感じる。
腰痛は抱っこ紐を付けて歩いているとどんどん痛くなる。抱っこ紐の付け方を買ったお店に聞いてもあまりはっきり教えてくれない。
両方の股関節は分娩時に長時間広げることになり、その時感じた痛みに似た感じがずっと続いている。当初の痛みを10とすると今は5くらいの痛みだそう。

 

 

発生時期やきっかけとなった出来事

間違いなく出産の時に痛くなった。その後の育児でも痛みはどんどん強くなってきている。

 

 

来院動機

現在、産後4ヶ月で今回の痛みは陣痛の時から感じた痛みがまだ続いているので、産後の骨盤矯正を探したそう。友人のおすすめでリボディ魚住に来られた。

 

 

施術内容と症状の改善

1回目(2020年12月28日)

お友達からのご紹介で来られました。カウンセリングをしていると症状は背中の痛み(地べたの赤ちゃんを抱きあげるとき)と腰痛(抱っこ紐をつけて歩く時)と股関節の痛み(あぐらのような体勢を取った時)の3点でした。背中の痛みは陣痛が始まった時くらいから痛くなって、マシにはなったけど痛みは今も続いているようです。授乳などで背中を丸くした時も痛みを感じるそうです。痛みの種類はピリピリするような痛みのような感じだそうです。他にも症状はありますが、産後体重が2kgしか落ちていないそうです。これには「落ちない理由」があるのです。

骨盤が緩んでいたらそれを安定させようと骨盤の周囲に脂肪が巻きついてしまいます。一般的には妊娠で10kg体重が増えます。胎児で約3kg、羊水や胎盤で約3kg、残り約4kgは脂肪です。これ以上体重が増えてしまった人は、胎児の体重に大差はないので脂肪の比率が高くなるだけです。この方は出産で一時的に体重は落ちたけど、また増えてしまったものと思われます。

質問として抱っこ紐の付け方とトコちゃんベルトのつけ方を聞かれました。

治療は検査から始め、骨盤矯正、股関節のずれの治療、背骨を整えるローラー処置、骨盤を安定させるテーピング処置をしました。首と肩のずれの治療はもう少し骨盤が落ち着いてから始めます。

生活習慣の改善はキッチンでの立ち方やアイシングに関してお伝えしました。

 

2回目(2021年1月7日)

自宅で抱っこ紐は全く使わない。現在、座イスかベッドで授乳をしている。産後は骨盤が緩んでくると姿勢が悪くなります。授乳をしている時に骨盤を崩している人が多いので今回は姿勢を説明していきます。

生活習慣としてはイスの座り方とそれを応用した授乳の方法をお伝えします。これをすることにより姿勢が良くなるだけでなく、骨盤の整い方が全く違います。

治療は骨盤矯正、股関節のずれの治療、首と肩のずれの治療、背骨を整えるローラー処置をしました。

 

3回目(2021年1月12日)

今日は背中の痛みや腰痛に関してはだいぶマシと言われていました。アイシングなども積極的にできているようで、骨盤の状態もかなりいい形になっています。

生活習慣としては「脇を閉めること」をお伝えしました。脇を締めることで肩周りの負担が1/5になります。少し意識をしてもらいます。