保育士直伝!「0歳児の排泄について」
こんにちは!!
リボディ魚住の保育士です。
私が保育現場で経験、体験したことを
保育士の視点からお話していきたいと思います。
今回のテーマは「0歳児の排泄について」です。
トイレトレーニングの年齢になると
排泄に関してお悩みや相談が増えます。
トイトレは付き合う側もなかなか辛抱が必要で
洗濯物が増えたりしてストレスにもなりがちです。
排泄に関しても体の成長なので成長の流れがあります。
生まれた時からの成長の流れを知ることで
トイレトレーニングに向けての準備や
心構えにもなるかと思ってお話ししようと思います(^^)
参考書などに書かれていることや
実際に私が実践したことも踏まえてお話ししますね。
まずは0歳児。
生まれてからは母乳やミルクを飲むたびに排泄します。
7ヶ月ごろまでは
膀胱に尿が一定量溜まると自然に排尿が起こるそうです。
炭水化物を食べるようになると
便の色は暗褐色になります。
おむつが濡れると泣き、替えてもらうと
すっきりして泣き止む姿があります。
おむつ交換の際には
「きれいにしようね!」などきちんと言葉で伝えて
交換することが大切です。
「おむつが汚れる=不快」と「きれいになる=快」を
大人の言葉と行動を通して認識します。
不快から快になることが嬉しいことだと
感じられるように声をかけてあげることがポイントです!
おむつが汚れて気持ち悪い感覚は
後々のトイトレの時に
「パンツが濡れて気持ち悪い」と感じ
出たことを知らせてくれる行動にも繋がっていきますよ!!
6ヶ月ごろになると
食事と排泄の間に間隔が生じ
排尿の間隔も一定化していきます。
離乳食が始まると大人と同じような便になり
1日に1〜2回と安定してきます。
8ヶ月ごろになると尿意を自覚し始めます。
おしっこが出ると
股の部分を押さえる動作をする姿もあります。
お座りが安定し始めるので
オマルに座ることもできるようになります。
オマルでの排尿の成功はまだまだ先ですが
おむつ交換の時に
「おしっこしようね!」と声をかけて
オマルに座る習慣をつけるといいですよ!
タイミングが合えば
排尿に成功するかもしれません(^^)
オマルでの排尿成功はトイトレの第一段階!!
・・・ですが、
完了まではまだまだ先なので焦らずに・・・笑
「オマルで排尿する」ではなく
「オマルに座る」を定着できるようにすることが0歳児の目標です!
最後まで読んでいただきありがとうございました。
保育士 福浦ゆかり 2022年10月14日 記載 参考文献:発達がわかれば保育ができる! 川原佐公