出産前に知っておきたい!産後の生活習慣で気をつけるべき点とは?

2024.07.17

「出産を控えているが、産後どのような注意点があるのか知っておきたい!」
「産後の生活に不安がある」


そんな思いをお持ちではないでしょうか?

出産までに気をつけるべきことは、ある程度理解していても、産後の生活がどのようになるのか分からないという方もいらっしゃるでしょう。
やはり、出産前には、このような不安を解消しておきたいですよね。

そこで今回は、「産後の生活で気をつけるべき注意点」をご紹介していきたいと思います。

産後の生活で気をつけるべき注意点とは?

産後は、「赤ちゃんが生まれて幸せを感じているだろう…」と出産前は期待を膨らませているという方もいらっしゃるのではないでしょうか?
しかし、産後は「育児によるストレス」や「出産によるダメージ」などで、悩んでいるという方も少なくありません。

特に、産後6~8週間は「産褥期(産褥期)」と言われ、元の状態に戻るまでに大切な期間になります。
この期間の過ごし方によっては、体調を崩したり、最悪の場合、「産後うつ」になったりする可能性もあります。

よって、出産前に知っておきたい、産後の生活で気をつけるべき注意点を期間ごとに説明していきます。

□「1~2週間目」

産後1~2週間目は、体を休めることを第一に考えるようにしましょう。
産後に出る悪露(おろ)は、赤色ですが、1週目が終わるごろには、茶褐色から黄色になります。
この際に、細菌に感染しないようにナプキンをこまめに取り換えるように注意してください。

□「3週目」

産後3週目は、少しずつ体を動かすように意識すると良いでしょう。
また、この時期は睡眠不足になりがちなので、赤ちゃんと一緒にお昼寝をすると良いかもしれません。
産後の体は安定しておらず、睡眠不足になると回復できないので、十分な睡眠を取るようにしてくださいね。

□「4週目」

産後4週目は、赤ちゃんと1カ月検診を受ける時期になります。
お宮参りや出産祝いのお返しなどを行う際は、無理をせずに疲れが溜まらない程度にしましょう。

□「5週目」

産後5週目は、母体はほとんど回復して、通常の生活ができるようになります。
とはいっても、あまり無理をしないようにしてください。
産後は、見た目以上に、ダメージを受けていることを理解しておく必要があるのです。

□「2ヶ月」

産後2ヶ月になると予防接種が始まります。親としての責任もありますので忘れずに予防接種を進めてください。

 

姿勢も注意が必要!

産後は姿勢が大切な理由

産後の姿勢が大事な理由は、骨盤の歪みにあります。
というのも、産後すぐは骨盤が緩んでいるので、一刻も早く治さなければ尿もれや腰の痛みがひどくなってしまうためです。
産後太りも悪化してしまうかもしれないので、姿勢を意識するのが大事なのです。

また、産後すぐの方は、どの姿勢をしても痛いかもしれません。
そういった方は、骨盤よりもまずは痛みを感じない姿勢を優先させるのがオススメです。
産後の身体は自分が思っているよりもボロボロなので、何事も無理をしないようにするのが大事ですね。

痛くて座れない場合の対処法

産後すぐで、傷が痛むという方の中には、椅子に座ることもままならないという方もいらっしゃいます。
そんな方は、抱き枕を足に挟みながら寝たり、足と足の間に何かを挟んだりすると痛みがましになるようです。
また、座るときもドーナツ型のクッションを使うと、衝撃が分散されるので楽に座れますよ。

 

オススメの座り方や寝方とは?

座り方

オススメの座り方は、イスの上に座ることです。
ソファなどではなく、リビングのイスです。
慣れないので抵抗があるかもしれませんが、この座り方が1番骨盤の歪みを抑えられます。
正座も歪みは少ないのですが、足がしんどくなってしまうかもしれません。
将来的に変形性関節炎になる可能性もあります。

逆にしてはいけない座り方は、横座りやペチャ座りです。
この2つをしてしまうと、骨盤の歪みがひどくなってしまって様々な問題を誘発させてしまいます。

寝方

オススメの寝方は、仰向けです。
横向きにしないと、痛くて痛くて仕方ないという時期ですと、横向きに寝ても良いですが、そうでない場合は仰向けで寝るように意識してください。

なぜかというと、骨盤が歪んでしまうためです。
また、うつ伏せは眠りが浅くなってしまい、疲れが十分に取れない可能性もあるので、できるだけ避けてください。

まとめ

この記事では、産後の知っておいてほしい生活習慣と姿勢についてご説明しました。
産後すぐでどうしても身体が痛む方と、骨盤を意識した楽な姿勢をするのがオススメな方に分けて述べましたので、今の自分に適した姿勢を取ってください。