大阪市の産後専門整体院が伝授:実際に聞かれる4つの質問

2024.09.11

説明実際に来店された患者さんからの質問を聞いていて思います。産後に骨盤の状態で気にされているのは、以下のようなことでしょうか。

  1. あぐらが骨盤にいいと聞きましたがどうですか?
  2. 授乳の時に授乳クッションは使うけど良いのですか?
  3. 地べたから立ち上がるのが辛いのですが、どうしたら良いでしょうか?
  4. 寝ていると腰が痛いのですが、どうしたら良いですか?

そこでこれらの不安を解消するために、産後にどうやって過ごすのが骨盤に良いのかを解説していきたいと思います。

実は余計に疲れるゴロゴロ

人間の特徴は、2足歩行と骨を軸に体を支えている事です。立って動いている事が基本のカラダなんです。だから長時間寝たあとは調子が悪くなります。おうちでゴロゴロしてると調子が悪くなります。寝転んでごろごろしていると骨盤が緩んでしまうんです!骨盤が緩むと背骨はダルマ落としのようになってしまいます。つまり歪んでずれてガタガタになっちゃうんです。

支えの骨がガタガタになっちゃったら体が支えられない!

代わりに筋肉が頑張って支えようとしてれます。

これが“コリ”や“痛み”になってくるんです。産後に限った話ではありませんが、中でも骨盤が不安定な状態にある産後の方は特に要注意です。休みの時ぐらいゆっくり寝かしてよ~ってよく聞きますよね。GWや夏休みなど連休中にはそんな日があったかもしれませんね。でもでも!実際に長時間寝た後ってカラダ楽になりますか?

答えはNO!のはずです。起きた時、だる~…腰イタっ!ってなります。なぜかって実は長時間寝ても体は休まらないんです!
むしろ筋肉を疲れさせてしまうんです!こうなる理由が以下です。

▶︎骨で支えられなくなり筋肉の負担が上がる(骨盤も同じ原理)

①あぐらは骨盤にいいのか?

答えはNOです。私の見解からお伝えすると確実に骨盤は緩むと思っていてください。理由は以下の2点です。

  1. 骨盤が立てられないので緩む。
  2. 足を広げさらに捻る(外旋する)ので緩む。

簡単に言うと地べたでの時間が増えると確実に骨盤は緩みます。リボディ魚住では整体時に座り方なでの生活習慣をお伝えし、患者さんが実践してくれるので骨盤がどんどん整っていきます。

どこに座るのがいいのでしょう

物としての答えはダイニングテーブルのイスになります。さらには正しい姿勢を学んでいただくことが必要になります。簡単にまとめます。

  1. 地面に足裏全体をつける
  2. おへそを少し出して骨盤を立たせる
  3. 膝が90度になるようにイスの高さを合わす

以上になります。ですので私たちが小学校の時に習った背筋をピンとしなさい!的な曖昧な条件ではなく、具体的にこのあたりを整えるといい姿勢になります。がしかし、骨盤がそもそも緩んでいる場合はこのいい姿勢すら取ることができません。なので骨盤矯正をしながら姿勢を整えることをお勧めしています。いいことを知ったからと言って、いきなり座っている時にずっとこのいい姿勢は難しいのでお勧めはしませんのでご注意ください。

②授乳クッションはいいのか?

答えはいいと思います。私の見解からしてOKです。ただ可愛いからと授乳中にお子様の顔をずーっとみていると首や肩が凝ってしまうので注意してほしいです。リボディ魚住ではこの授乳している時に簡単なセルフケアをしてくださいとお伝えしております。この授乳中のセルフケアについては安全上、口頭でお伝えすることにしております。申し訳ありません。

③地べたから立ち上げるのが辛いのですが…

地べた時間の縮小

産後の人にまずお伝えしていることが【地べた時間の縮小】です。①でもお伝えしたように骨盤が緩むからです。しかし小さい赤ちゃんがいると地べたでの育児も増えます。なのでしょうがない部分もあります。なのでできるだけ減らしましょうねというニュアンスをご理解ください。その認識がある上でこの流れを意識してほしいです。

一気に立とうとしない

片膝をついて立ち上がることが大切です。しかもその立たせる方の足はできるだけ骨盤が緩んでいる方を立たせるべきです。骨盤が緩んでいる方は体重が乗りにくい状態になっているため、そちらにあえて載せることをお勧めしています。そうすることで骨盤が締まりやすくなります。(※骨盤が緩んでいる方を把握するには骨盤矯正を受ける前の検査を受けるべきです)

寝ていると腰が痛いのです…

睡眠時間は●時間以内にする

上の方で紹介したように長時間寝ることによって骨は緩むことで筋肉にさらに負担をかけるという理論を思い出してください。具体的に言うと睡眠時間は7時間台にするようにしてください。これはつまり体が寝っ転がっている状態のことを指します。こうすることで日々、骨盤が緩む幅を最小限にすることが可能になります。

授乳で何回も起きます!

このような質問をいただきます。はい、授乳で起きて座って授乳をする場合のことを説明します。寝っ転がっている状態が7時間台にという部分ですが、さらに細かくすると30分以上立っている、もしくは正しい姿勢で座っていると寝ていない状態としてカウントできます。なので夜中の授乳がそんな状況でしょうか。絶対違うと思います。

正しい寝方はコレ

答えは仰向けになります。骨盤が緩んでいるひとや歪んでいる人に限って横向きで寝たりしますが、基本的に仰向けで寝るようにしましょう。ただ寝る時まで正しいことばかり考えているとおそらく眠れません。ですので寝ているときにふと気づいた場合は仰向けに寝るようにしましょう。あとは横向きになる場合はわざと足まくらなどを使うことをお勧めします。