産後に体重が減らない理由と増える理由

2024.09.10

産後にダイエットをしたいと考えている方は多いのではないでしょうか。産後にダイエットで多いお悩みは、このようなお悩みがあるのではないでしょうか。

  • 1人目は落ちたのに、2人目が落ちない。
  • 全然食べていないのに体重が落ちない.
  • 運動しているのに体重が落ちない。
  • 骨盤矯正したのに体重が落ちない。

と産後に体重が全くと言えるほど、落ちていない産後のママさんが多くいます。そこで産後のママさんのお悩みを解消するために、解説します!そして誰しもが1日でも早く元のスタイルに戻したいと思うものです。さらに産後体重が元に戻らず、【妊娠前の服が着れない】【ズボンが履けない】これはよくあるパターンです。でも体重はもとに戻った、もしくは妊娠前より減っている。なのにズボンが上がらない!服が着れない!!なぜでしょうか?そこでこの記事では、産後にオススメのダイエット法をご紹介します。

体重が減らない理由と増える理由

出産しても体重が減らない理由

妊娠中に赤ちゃん以外のもので体重が増えているから。体脂肪もついているし、ママ自身の体液(体の中の水分)が増えています。こんな方は要注意!つわりなどをキッカケに食べ物の好みが変わった。知らず知らずのうちに食べる量が増えている。間食をするようになった。産後、体重が戻らずにお悩みの方がいれば、まずご自身でこの辺りをチェックしてみましょう。

産後に体重が増える理由

もっとも多い理由は骨盤が緩んでいるからです。骨盤が緩むと安定させようとして、体は2つの作戦をとります。1つ目は周りの筋肉で支えます。2つ目は緩んでできたスペースを、脂肪で埋めていきます。そうすることで骨盤は安定します。でもお尻周りは大きくなります。もっと悪いことも起こります。付いた脂肪によりリンパの流れが悪くなり、むくみが起こります。結果として冷えなどが起こるので、代謝も当然落ちるという最悪の環境です。

骨盤が緩むと脂肪が付く理由

いくつかの理由はあります。今回は腸内環境についてです。骨盤の中には腸がたくさん詰まっています。この腸は骨盤の内側で膜によって、骨盤と繋がっているのです。ということは骨盤が開くと、腸も引っ張られてしまいます。そしたら腸は硬くなり、食べ物を消化や吸収しずらくなりますね。その結果、体は栄養が足りない!と勘違いしてお腹を減らします。そして食べる→脂肪に変わる。

発酵食品を食べても腸内環境が良くならない理由

これは原因が腸にあります。腸の環境を良くするために、発酵食品をとる。でも腸内環境は良くならなくて、その原因が腸にあるって意味がわかりますか?善玉菌などが多い発酵食品ですが、腸が吸収できる状態でないと、全てはだだ漏れです。あなたの努力は全てトイレで出て行くのです。腸の内側の壁が汚れていて、消化や吸収どころの話ではないのです。それを知らないと発酵食品や善玉菌だと、ヤクルトやヨーグルトを取るわけです。安くないのに、、、

産後のダイエットで結果が出ない理由

全て流れがあります。まずは骨盤矯正をするべきです。特に産後は出産で骨盤が開きます。出産する時はホルモンで緩まります。整えるときは何をしますか?骨盤を整えるホルモンなどはありません。骨盤を整えるのは骨盤矯正だけです。ベルトはいい状態をキープするもの。ガードルはお尻を小さく見せるもの。

骨盤ベルトやガードルは骨盤を、外側から押し付ける構造なので、余計に骨盤は不安定になります。もっとも我々が嫌なのが、ベルトやガードルをつけていると、骨盤が整っている錯覚が起こります。産後の骨盤矯正をして骨盤が正しい位置に来ると、中にある腸も正しい位置に収まります。その正しい位置で食事の改善を行なうべきなんです。

ダイエットはいきなり食事や運動をしても、残念ながらほとんど効果が出ません。効果が出たとしても全ては一時的なものです。リバウンドしないダイエットをするなら、食事の改善は必須でしょう。体のダイエットではなく、頭のダイエットとでもいいましょうか。

産後のダイエット、成功の5大要素

まず正しい知識を知る

まずは、正しいダイエットの知識を知ることから始めましょう。基礎知識としては、以下のことに気をつけてください。

・赤ちゃんの母乳の質が悪くなるので、何かの食材を抜く食事で痩せようとしない
・産後6ヶ月が1番痩せやすい
・産後の母体は体力が減っているので、決して無理はしない

自分の身体もいたわりながら、無理のない範囲で痩せていくのがオススメです。

適切な食事を摂る

適切な食事とは、バランスの良い食事です。カロリーだけを考えて食事をするのはNGです。痩せれば何をしても良いわけではないので注意してください。オススメは和食ベースの食事です。野菜とタンパク質を多めに摂りつつ、白米を始めとする炭水化物もしっかりと摂るようにしてください。逆に減らすのは間食、特に甘いものや揚げものを食べるのは控えてください。

適度に運動する

適度に運動することは、筋肉をつけるために大事なことです。ただ、先ほども述べましたように産後の母体は体力を失っています。決して無理のない範囲で、産褥体操やウォーキングから始めるのが良いかもしれませんね。

人と会う

他人と会うと、見られているという気持ちになるので、自分の体に関心が向きます。誰にも会わないと育児のストレスから太ってしまうこともあるので、ぜひ外に出かけて他の人と会ってみてください。

骨盤を矯正する

産後太りの大きな原因の1つに、骨盤の歪みが挙げられます。骨盤矯正をすると、身体の歪みが改善されることで痩せて見えるだけでなく、代謝が良くなり、実際に痩せることも期待できます。

体重が戻ってもズボンが履けない理由

理由は2つあります。1つは、妊娠出産によって骨盤が緩んで開いてしまうこと。ズボンのボタンが締まらない、腰骨が張り出してズボンが窮屈と言う方の多くはコレ。2つ目は筋肉が落ちて脂肪が増えていること。体重だけ見ると元に戻っている。でも同じ1kgの塊でも筋肉と脂肪では体積が違うからです。脂肪に変わっているとすると、その分膨張しているので同じ体重でも体形が変わってきますよね。当然、妊娠前のお洋服は合わなくなります。体重だけ元に戻そうとすると、このタイプになりやすいですよ!そして最もリバウンドしやすいので気を付けて!

下半身が太りになる理由

測定

出産後の女性に多いのが、下半身太り。パッと顔だけいるとスマートな印象なのですが、タイトなパンツや、丈の短いパンツなどを、着ていると途端に印象が変わります。上半身とすごく不釣り合いな下半身…どうしてこんな風になるかと言うと、実はこれ骨盤が緩んで歪んでいるからなんです。骨盤は体を支える大事な土台です。妊娠中~出産後はこの部分がユルユルになります。産後このまま過ごしていると歪みにつながります。

骨盤が緩んで歪んでいると、脚の筋肉は働きが悪くなります(脚の筋肉は骨盤につながっている筋肉が多いため)すると筋肉は弱くなり小さくなっていきます。血液やリンパ液の循環も悪くなってしまいます。活動が低下する部分は脂肪細胞が大きくなりブヨブヨになります。結果、下半身がブヨブヨのダルダルになりやすいのです。