一人目と二人目の出産時の違いを大阪の整体院が解説します!

2024.08.15

二人目の出産は、初めての出産の時のようにお腹の赤ちゃんのことだけを考えて出産を迎えるわけにはいきません。二人目の出産は、一人目の出産と比べて、どのような違いがあるのかを知った上で、万全の準備をした上で、二人目の妊娠、出産を迎える必要があります。妊娠中は、生まれてくる赤ちゃんのことを考えるとワクワクして、生まれた後のこともあれこれ考えてとても楽しみな気持ちになりますよね。

しかし、実際赤ちゃんが生まれてくると生活は一変、子育てに家事にと、忙しくなり、赤ちゃんとの生活を楽しむ余裕すらなくなってしまうことも。特に、出産直後はあらゆることが目まぐるしく進んでいくため、体も心もついていくことができず、疲労がとても溜まっていくことも多いですそこで今回は、出産の際にお母さんが感じる、一人目と二人目の出産時の違いについてご紹介いたします。

産褥期とは

疲弊しきった体と心が出産前の状態に戻っていくまでの期間を「産褥期」と言います。女性は、産後の疲労が溜まっている体と心を短期間で出産前までの状態に回復するのではなく、長い期間をかけて徐々に回復していきます。産褥期は約6週間から8週間と言われています。疲弊しきっている体と心を回復させるためには、この時期の過ごし方が重要になってきます。

理想的な過ごし方

安静にする

産褥期をいち早く回復させるためには安静にすることが一番効果的です。また、出産直後は悪露により出血が続くことがあります。悪露とは、出産を終えた子宮が出産前の状態に戻る過程で排出される分泌物や血液のことです。悪露によって貧血が引き起こされることもあるので、立ちくらみや動悸などが生じた場合は無理をせず横になりましょう。

周りを頼る

家事は一人で抱え込まずに、周りの家族を頼ることを心がけ、育児と体力回復に集中しましょう。育児も時には周りを頼ることが大事です。食事などは、なるべくお惣菜や宅配サービスなどにして極力家事をしないということを心がけましょう。

清潔にする

産後は体が弱っているので免疫力も落ちています。これにより、感染症や病気にかかりやすくなり、仮にかかってしまった場合はより回復が遅くなります。感染症や病気にかからないために可能なかぎり清潔にしておくことが大切です。
特に、出産時の会陰切開や帝王切開などの傷口から細菌が入らないように注意を払うことが大切です。お風呂の時は、傷口をこすらずにシャワーをあてて流すようにしてください。

食事のバランス

産後、赤ちゃんは母親の母乳を飲んで育つので、母親も良い母乳が出るようになるべく栄養バランスの整った食事を心がけることが大切です。栄養バランスが良いと体調も整い、回復が早まります。

2人目出産の特徴とは

お産が早い

一人目よりも二人目の方が、子宮口や産道の開きが早いため、一般的には二人目の方がお産のスピードが早くなると言われています。分娩時間においても初産の時と比較して、半分ほどの時間で出産を迎える方が多いです。
しかし、妊娠や出産に関する状態は個人差が大きいので、あくまでも分娩時間はおおよその目安と考えておきましょう。

上の子がいるということ

二人目の出産が、一人目と大きく違う点は、上の子どもがいることです。一人目の妊娠、出産の時はお腹の中の子に全ての意識を向けられます。しかし、二人目では、上の子の育児にも目を配らなければいけません。また、上の子がまだ手のかかる小さい年頃であれば、なおさら大変でしょう。家族に協力をしてもらい、上の子の育児をお願いできることは任せて、可能な限りお母さんは無理をせずに、二人目の出産に備えてください。

後陣痛が痛くなる

後陣痛とは、出産後に子宮が元の状態に戻っていく際に感じる痛みを指します。初産では、それほど感じない方も多いのですが、二人目になると、この後陣痛の痛みを強く感じる方が増加すると言われています。また、後陣痛は、出産を繰り返すたびに、痛みは増していくとも言われています。痛みを感じるのは、苦しいことではありますが、子宮が回復している確かな証拠ですから、我慢して痛みが引くのを待つしか方法はありません。後陣痛においても、個人差があるため、人によって感じる痛みの差はあります。しかし、産後はお母さんの体の調子を回復させるための重要な期間ですので、無理をせずに十分な休息をとってゆっくりと過ごしましょう。

最後に

説明

出産を控えているお母さんにとっては、まだ出産を経験されておられない方も、一度出産をして、今回は二人目という方にとっても、不安や心配はつきまといますよね。お腹の中の子どもが無事に産まれてくるように、家族が一致団結して、全員で出産の準備を進めましょう。家族全員で安静にできる工夫などをにして、家族全員で母の疲労を解消することが大切だと言えるでしょう。