産後の生理について大阪の整体院が徹底解説

2024.07.19

産後のお悩みとして多いのが、「生理がいつから再開するのか」です。
出産後に子育てに追われる中で体は毎日ヘトヘトで疲れも溜まっている状態です。そんな中、体がだるくなったり腰痛を感じたり眠くなったりという感覚をもたらす生理が再開することを考えること自体が嫌な方もいるかと思います。
逆に第二子以降の出産をお考えの方にとっては大切な問題でもありますよね。

そこで今回は、産後の生理がいつから再開するのか、またその兆候や変化、生理が来ないときの対策についてお伝えします!

産後の生理はいつから?

女性の体は、産後しばらく生理が止まるようになっています。
その理由は、プロラクチンという母乳を分泌する作用のあるホルモンが関係しているからです。
このホルモンは、母乳を分泌する働きをもつ一方、卵巣の機能を抑制し、排卵を止める作用があります。
プロラクチンは赤ちゃんがおっぱいを吸う刺激によって分泌されます。

つまり授乳を行なっている期間は、それに伴って生理が自動的に止まっているということです。
生理再開は、個人差があるため正確な時期はいえませんが、授乳を行なっている、行なっていないに関わらず産後8ヶ月ほどで再開したという方が約7割程度いるとされています。
早い方だと産後2ヶ月で生理再開し、逆に産後1年経っても再開しないという方もいます。なので期間で判断するということは難しいように思います。
産後に授乳を行なっていると排卵が起きにくくなるため、再開にも時間がかかるのが一般的です。産後の生理再開は平均14.6ヶ月と言われており、生理が来ないといって心配する必要はありません。

 

ストレスと生理再開の関係性

出産後は家事と育児の両方をこなすため、疲労回復がしにくい状態です。結果的に疲れを感じやすくなりストレスを感じてしまう方も多いのではないでしょうか。
ストレスは直接ホルモンの働きに影響を与えるので、ストレスが原因で生理再開が遅れるということも十分考えられます。
そのため、生理再開が遅れないためにもストレスを溜めないことが大事です。

家事や育児に一生懸命になることは良いことですが、肩の力を抜いてしてみることも大事です。
また、あまり一人で家事や育児を抱え込まず、家族で分担することも大事です。
夫に洗濯や食器洗いなどの家事業をまかせ、赤ちゃんと一緒に横になって休む日も作りましょう。

育児は今日やりきったら終わりというものではなく毎日続くものです。逆に考えると毎日続けることができる内容に役割分担やスケジューリング、ルーティーン化するべきと言えるでしょう。

生理再開の兆候

妊娠前の生理の兆候と同じように、おりものの量が増えたり眠気を感じたり、身体のだるさを感じたり、産後の生理も個人差は大きいですがすくなからず兆候的なものはあります。

気になる方は基礎体温の記録を付けて生理の目安時期を予測することもおすすめです。

産前と産後の生理の変化

実は整体を進めていく中で話題になることが多いのはこれです。妊娠前と産後で、生理の出血量や生理痛の重さが変わる場合は多くあります。
これには2つ理由があります。

①骨盤矯正をすることで内臓の位置が整ったから

骨盤の中には大切な臓器が膜で骨盤と引っ付いているのです。ですのでもともと骨盤が緩んでいる人や出産で骨盤が緩んだり、広がったりするとそのまま内臓も引っ張られて影響を受けます。構造上、引っ張られ続けると硬くなることが多く、生理の際に痛みを伴いやすくなります。骨盤矯正をすると正しい位置に戻るために生理痛が楽になることは多いです。

②産後しばらくはホルモンのバランスが安定しないため、周期が一定でないこともあります。

産後初めての生理は出血量の多さ、生理痛の重さ、それぞれ個人差はありますが、異常なわけではありません。

 

生理再開と妊娠の可能性

産後の生理の再開は、次の妊娠の準備ができたサインです。
生理が再開しない間は妊娠しにくくはなりますが、妊娠の可能性が0というわけではありません。
そのため、次の子供を産む計画がない間はきちんと避妊することが大切です。

 

生理再開が遅い場合

再開が遅い場合などは骨盤矯正をするのも一つでしょう。
出産を通してホルモンのバランスが崩れ、骨盤が緩んでしまいます。
また、子育てのストレスで筋肉を固めてしまうことも、生理が来ない原因として考えられます。

そこで骨盤矯正をして骨盤の緩みを整えることをおすすめします。また、骨盤矯正によるリラックス効果でストレスを軽減することで生理が来やすい状態をつくることができます。

 

まとめ

今回は、産後の生理についてお伝えしました。
産後は子育てのストレスや不安から、身体のことで悩む方も大勢います。

しかし、大切なのは、悩んだら相談することです。
パートナーはもちろん、ご友人や専門家など、頼れる人が周りにいることを忘れてはいけません。
そのため、悩んだら一人で悩まず、どんなに小さなことでもまずは相談してみてください。