産後の尿漏れの改善方法を大阪市の産後専門院が解説

2024.09.10

妊娠中に尿もれしやすいということは知っていても産後も尿もれしやすいということを知らない方は意外と多いです。自分だけなのではないかと不安になってしまいますが悩まされている方はたくさんいます。「産後いつ尿漏れをしてしまうか心配…」「尿漏れの原因って、どのようなものなのだろう…」そんな思いをお持ちではないでしょうか?なぜ産後は「尿漏れ」に悩まされるのだろうと、疑問に思っている方もいらっしゃるでしょう。また、尿漏れをできることなら改善したいと思いますよね。そこで今回はなぜ尿もれが起きるのか、なぜ産後に多発するのか?そしてこの尿もれはいつまで続くのかについてご紹介していきます。

なぜ産後に尿漏れするのか?

今回この話をするのには理由があります。その理由とはみんな間違いやすいからです。尿漏れの女性がまず何をするかです。
まずネット検索です。最近ではインスタなどのSNSでも検索する方が多いようです。

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骨盤の緩みからくる尿漏れ

産後の尿漏れで困っている人はネットで解決方法を探ります。すると色んなページが出てきますね。大きく分けて2種類です。体の変化を詳しく紹介しているページと、商品でサポートしましょうというページです。これはどちらも可です。大事なことは「何が原因になっているのか?」なのです。産後の尿漏れなら、なぜ出産すると尿漏れになるのか?これだけだと思います。この原因がわからずして解決方法を探っても解決しませんね。尿漏れの原因は「産後の骨盤の開き」です。骨盤の底面、肛門や腟があるところはハンモックのような筋肉が付いています。これが骨盤底筋という筋肉です。これが尿漏れを引き起こす1つ目の原因。骨盤の下にひっついているので、骨盤が開くと引っ張られるので引っ張られた分だけ隙間が生じます。。尿道はこの筋肉の真ん中に通っていてストローみたいな感じです。筋肉が普通の状態なら、ストローも締めることができます。でも筋肉に引っ付いているから、尿道も引っ張られて締まりきりません。ここで起こるのが尿漏れなんです。でもそうなる真犯人は骨盤なんです。だから骨盤をまず整えるのが先決ということになります。

ホルモンの影響からくる尿漏れ

妊娠中の体はホルモンの影響を受けて、骨盤や骨と骨のつなぎが緩まり、出産をスムーズに行えるように変化します。またこのホルモンは体全体に作用するので、全身を支える支柱である骨盤や背骨まで緩んでしまいます。これらのことにより、「尿漏れ」が起こりやすくなってしまうのです。

いつまで続くのか?

妊娠、出産によって伸びて緩んでしまった骨盤底筋が、元通りになるまで、順調であれば約1〜2ヶ月ほどかかります。3ヶ月から尿もれが解消することが多いです。これも個人差があるため、あくまで目安として考えてください。

尿漏れの改善方法とは??

骨盤矯正を受ける

「尿漏れ」の原因について分かっていただけたところで、改善策としてはどのような方法があるのでしょうか?前述したように、原因はどちらも「骨盤の緩み」が影響していることでしょう。よって「尿漏れ」の改善策としては、骨盤の緩みをどのようにして整えていくのかがカギになってきます。ここでは、骨盤の緩みを整える方法として「骨盤矯正」をおすすめします。骨盤が緩んでいると尿漏れになりやすいと申し上げましたが、「痩せにくい体になってしまう」ことにもつながります。よって、産後のお悩みを解決する方法として、「骨盤矯正」は最善の策だと言って良いほどです。骨盤矯正を選ぶポイントとしては、「痛くない」、「ボキボキしない」という2点を目安にすると良いでしょう。

尿漏れパッドなどを使う

尿もれパッドを使用するのがおすすめです。生理用ナプキンと違い、時間が経つと大きく膨らむことがなく、また、吸収す水分量も多く、尿独特のアンモニア臭も防ぐことができるのでとても効果的です。この尿もれパッドには大きく2種類あります。

*パンティライナータイプ

この尿もれパッドは、少量の尿もれに向けて作られた商品です。くしゃみやちょっとした動作のはずみに出てしまった少量の尿もれであればパンティライナータイプで十分対応できます。

*ナプキンタイプ

パンティライナータイプより、少し厚めで、尿の吸収量も多く安心感があります。尿もれの頻度が多くライナータイプでは少し不安だという方はこのナプキンタイプをおすすめします。

尿漏れの時にやってはいけないこと

これは骨盤が開くことです。それと周りの筋肉ばかり鍛えることです。まずは何と言っても骨盤が開いているから、尿漏れになる流れはわかったでしょう。だから骨盤が広がらないようにしましょう。やはり多いのが地べたに座ること。これをするとかなり骨盤が緩みます。それと産後のヨガ。これは地べたに座るのもそうなんですが、ヨガはやり方によりかなり骨盤が緩みます。

2つ目は筋肉を鍛えること。骨盤を整えていないのに筋肉を鍛えても、効率が悪いので産後の女性へのやり方としては、向いていません。それと筋肉が減ったことが産後の尿漏れの原因。と言われているサイトもあります。だから筋肉を鍛えましょう。という流れはわかります。でも筋トレするなら骨盤を整えてからするのが、オススメだと思います。

どんな骨盤矯正がいいの?

骨盤矯正と言ってもやり方がかなり多いので、オススメなのはボキボキ鳴らさない方法です。それと産後の生活習慣まで教えてくれるところです。そうしないとせっかく骨盤矯正をしても、すぐに元に戻ってしまうからです。骨盤矯正をするとこんなメリットがあります。例えば、産前に履けていたズポン。産後は履けなくなるというのがお決まりです。しかもほとんどの産後の女性が体重は元に戻った。でもズボンが履けないというお悩みを持たれています。骨盤のまわりがパンパン。ズボンのボタンが閉まらない。太ももの付け根のところで引っかかる。でもご安心ください。骨盤矯正をすると履けるようになります。

もしあなたのお友達などがご存知なければ、教えてあげてください。保育士に自分の子供を預けて、安心する環境で産後の骨盤を整えたい人は、一度ご相談ください。

最後に

カウンセリング

今回は、産後の尿もれの原因と症状が続く期間についてご紹介しました。突然の尿もれには尿もれパッドを使用して、いざという時のために備えましょう。また、出産後2ヶ月目からは尿もれ改善のためのストレッチや体操を導入するのがおすすめです。このストレッチや体操はしっかりプロに指導していただいてから実践しましょう。尿もれについてプロのもとでしっか改善していきたい場合や、ご自身では改善がなかなか見られない場合は、ぜひリボディ魚住にお越しください。リボディ魚住では、患者さま一人ひとりの体の声にしっかり耳を傾け、あなたに合った最適な施術をいたします。