大阪のプロが解説!出産後のあるある!膝の痛みの原因と対処法とは?

2024.07.08

「産後から徐々に膝が痛くなってきた」
「膝の曲げ伸ばしがしんどい」
と産後から膝のお悩みを持っている方もいらっしゃるのではないでしょうか。


妊娠中は感じなかった痛みを感じるようになると、不安になりますよね。子育てに家事と忙しいにもかかわらず、膝に痛みが生じたら日常の生活に支障をきたしますよね。そこで今回は、産後に感じる膝の痛みの原因とその対処法をご紹介します!!

 

産後に感じる膝の痛みの原因

膝の痛みは、関節やその周囲の組織が炎症を起こすことによって生じます。これらの原因として考えられるのが、産後に赤ちゃんの世話をする際に、立ったり座ったりなどの屈伸運動が増え、膝への負担が増えたことによります。出産前まで、それほど膝に負担をかけないような生活を送っていた人は炎症を起こしやすいです。また、妊娠中の体重増加に伴い膝に負担がかかります。


妊娠中はステロイドホルモンという炎症を抑える作用を持ったホルモンが多量に分泌されます。しかし、出産後のホルモン変化によって膝の炎症が表面化して、痛みを強く感じるようになったのかもしれません。

 

他に、稀なケースですが出産後に発症するといわれている「膠原病」というものが原因の場合もあり、免疫に異常が生じた場合に関節や筋肉に炎症が起こる病気の総称です。

【妊娠中の体重の増加】

妊娠中は赤ちゃんがお腹の中にいるため体重が増えますよね。実は気付かない間に体重の増加が膝関節に負担をかけています。妊娠中はホルモンの分泌によって痛みが抑えられていますが、産後はホルモンのバランスが変化するため膝の痛みが強く出てきます。

【子育てによる疲労】

産後、赤ちゃんの世話をするために立ったり座ったりする動きが急激に増えます。そのため、妊娠中は座っていたことが多ければなおさら膝に負担は増えるばかりです。

【骨盤の緩みによるダメージ】

出産に向けて産道を広げるためにリラキシンというホルモンが分泌されます。リラキシンが分泌されることによって靭帯や関節が緩みます。そのため、産後は骨盤や関節がしばらく不安定な状態となり、膝の痛みの原因になるのです。

 

改善策

①骨盤矯正をして骨盤の緩みを整える

骨盤が緩んでいることによって、膝にまで負担がかかり、膝周辺の組織が炎症を起こします。
骨盤矯正を選ぶポイントですが、痛くない・ボキボキしない骨盤矯正を選ぶのがおすすめです。

説明

②育児などの使い方を整える

授乳の方法、歩き方、寝方、添い乳の方法、カバンの持ち方、キッチンでの立ち方など普段の日常生活で無意識にしている何気ない動作を気を付けることも改善に繋がります。
また、睡眠時間も7時間にすることにより、骨盤の開きを防ぐ事ができます。

③疲労を取る

筋肉のコンディションの良い状態をキープするように意識しましょう。例えばマッサージやストレッチなどによって硬直状態で収縮している筋肉をほぐします。ただしネットで調べた方法をやみくもに実践するのは出来るだけ控えてください。しっかりプロから指導を受けた上で実践しましょう。

④サポーターをつける

サポーターを選ぶ際に注意することは、適度に圧がかかるものを選びましょう。脱いだ時にサポーターの線が付かない程度の軽い圧がおすすめです。間違っても圧が強ければ強いほど良いというものではありません。

⑤テーピングを貼る

動きを制限してしまうような貼り方ではなく、関節の動きを支えるような貼り方をしましょう。サポートになるので動きやすくなります。

⑥筋トレする
椅子に座って膝の曲げ伸ばしをして、膝の運動をすると膝の痛みの解消に効果的です。また、太ももの前面にある「大腿四頭筋(だいたいしとうきん)」を鍛えることで、前もって膝の痛みを予防することもできます。

⑦栄養の取れた食事を心がける
膝の痛みの改善には、不足しがちな栄養の取れた食事も大切です。軟骨の材料となるコラーゲン(魚の皮、鳥の手羽など)、コンドロイチン硫酸(山芋、おくらなど)、グルコサミン(エビやカニなど)を積極的に取るように心がけることをおすすめします。

 

まとめ

今回は、産後の膝の痛みについての原因と改善策についてご紹介しました。「妊娠中の悩みから解放されたと思ったら次は産後の悩み…」と後ろ向きになってしまうこともあるかもしれません。しかし一つ一つの悩みをしっかりと解消して、安心して子育てに専念することが大切ですね。今回の記事が、産後の膝の痛みでお悩みの方のお役に立てたら幸いです。

 

また、膝の痛みを早く治したい方や痛みがなかなか取れない方はぜひ、リボディ魚住にお越しください。
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