産後の吐き気などの体調不良の原因と対策について大阪の整体院が紹介!
母親は赤ちゃんを約一年かけて産み、その際に母親の体は産みやすいように様々な変化をしていきます。 そのため、産後から出産前の状態に体が戻るまで約1年かかるとされています。 その期間は、体が回復しきっておらず、そのうえ、家事と育児を両立させないといけず初めてのことだらけで戸惑いがあり、疲労やストレスが溜まりやすいです。 よって体調が崩れやすく、下痢や腹痛が続いたり中には吐き気や嘔吐といった症状が見られる方もいます。 そこで、今回は産後の腹痛や下痢、または吐き気や嘔吐の原因と対処法についてご紹介していきます。
□体調不良の原因
*骨盤底筋の損傷
骨盤底筋とは、膀胱や子宮、直腸など多くの内部臓器を支えている筋肉のことです。 この骨盤底筋が損傷することにより、下痢や尿もれを引き起こす恐れがあります。 出産をきっかけにどうしても損傷してしまうことがあります。 そのため、産後はなるべく安静にするか整骨院などで相談するなどしてプロの指導をもらいましょう。
*鉄分の不足
産後は赤ちゃんに授乳を行いますが、その際に鉄分やタンパク質といった栄養素が母乳となって出て行ってしまいます。 また、妊娠中にも血液中の水分が増えることによって血液量が増え鉄不足になる方がおられます。鉄分やたんぱく質が不足すると貧血状態に陥りやすく目まいや立ちくらみが生じ、普通にしているだけでも気持ちが悪くて吐き気や嘔吐が生じます。 このように、妊娠中から産後にかけて母親はタンパク質や鉄分不足になりやすい傾向にあるのです。
*自律神経の乱れ
出産の際に女性ホルモンは赤ちゃんと一緒に外に出てしまいます。 よって、ホルモンバランスが崩れてしまって自律神経の乱れに繋がってしまいます。 また、産後の女性は家事と育児の両立により、疲労やストレスが溜まりやすく自立神経が乱れやすくなっています。 産後は体力が落ちているにもかかわらず、1日中赤ちゃんの育児をしつつ家事もこなさなければならないため休む暇がありません。 その上、夜中には赤ちゃんが夜泣きをして夜間授乳を行うなど睡眠時間もあまりとれないのです。よって、疲労やストレスが溜まり自律神経が乱れやすくなるのです。 自律神経が乱れると、免疫の中心的な役割を担う白血球のバランスが崩れて、病気に対する免疫力が弱まります。
□対策法
*食事
栄養バランスの整った食事をとるように心がけましょう。 また、食事バランスは母乳にも影響するため自身にとっても赤ちゃんにとっても良い影響があります。 食事の準備に時間を取れない場合は、宅配や生協などを頼みましょう。 また、具沢山のお味噌汁に焼き魚などの簡単なものでも構いません。
*家事の分担
産後は、家事と育児の両立のために休む時間や睡眠時間をあまり確保できないかもしれません。 ただし、あまり一人でかかえこまないようにしましょう。 そのためには、家族に家事や育児を協力してもらうようにすることがおすすめです。 分担することによって自分が赤ちゃんと一緒に休む時間も確保でき、体調の改善にもつながります。家族としっかり話し合い上手に疲労やストレスを溜め込まないようにしましょう。
□まとめ
今回は産後の体調不良の原因と対策について紹介しました。 ぜひ、参考にしていただければ幸いです。