大阪で産後にお悩みの方へ|出産後の体の痛みについて解説します

2018.10.24

説明

出産という大きな山場を終えて、一息をついていると、「イタタッッ。あれ?」
出産に伴う痛みだけでなく、出産後にもそれなりの痛みを感じる時があります。
そこで今回は、出産後に生じる身体の痛みの種類についてご紹介いたします。

 

□後陣痛

後陣痛とは、妊娠によって大きくなった子宮を元の大きさに戻そうと収縮するときに起こる痛みです。
出産の当日から次の日にかけて、痛みを感じることが多いのですが、産後3、4日経過してから再度痛み出す場合もあります。

また、後陣痛は、出産の経験が増えるほど痛みが増していくとも言われています。
そう言われると少し怖いですよね。
しかし、「後陣痛なんて感じなかった。」という方もいて、その痛みには個人差があるようですね。

また、痛み止めについては、母乳に影響しない薬を処方してくれるので、後陣痛が痛くて辛い場合は我慢をせずに痛み止めをもらってくださいね。

 

□骨盤や恥骨が戻るときの痛み

出産後、骨盤は開いたままであり、長い時間をかけて段々と戻ろうとします。
骨盤が戻るまでの過程で、骨盤や恥骨がずれることによって、痛みを感じることがあります。

痛みの対処法として、ガードルやベルトなどで骨盤を支えることをおすすめします。
そうすることで、無理なく元に戻すことが可能になります。

産後1ヶ月程度しか使うことはありませんが、出産前にあらかじめガードルやベルトを購入しておき、出産直後からしっかりと装着して、産褥期を過ごすと良いでしょう。
ガードルやベルトは、骨盤や恥骨のズレや痛みを軽減させるだけでなく、体型を戻すことや産後の尿もれや腰痛にも効果があります。

また、産後のエクササイズについて調べることもおすすめします。
産後にベッドの上でエクササイズすると、骨盤がより早く元に戻るでしょう。

 

□乳腺炎

乳腺炎は、乳腺に母乳が詰まって、乳が固くなったり、痛み出したりする症状です。
乳腺炎の一段階手前の症状として、胸が熱を持ったり、違和感を感じたりします。

また、母乳が粒状に出てきたりします。
対処法としては、母乳を授乳のたびにしっかり出し切るようにすることで、乳腺炎は防げます。

 

□最後に

今回は、出産後に生じる身体の痛みの種類についてご紹介いたしました。
出産後は、自分が思っている以上に産後のトラブルがあったり、身体が疲労していたりします。

産後に痛みがでてきた場合は、まずは病院で先生に診てもらいましょう。
産後のお悩みは自分だけで抱え込まず、周りの人を頼って解決していきましょう。