出産後に筋肉痛になるのはなぜ?気になる原因をご紹介

2019.01.19

説明

産後の筋肉痛にお悩みの方はいらっしゃいませんか。
出産にかかった時間や分娩方法によって骨盤へのダメージの大きさは違いますが、出産後の筋肉痛は誰もが多かれ少なかれ経験します。
そこで今回は、出産後に筋肉痛になる原因と緩和する方法をご紹介します。

 

□産後に筋肉痛になる原因

出産の際には、かなりの筋力が必要になります。
普段使っていない筋肉も使うため、産後しばらくは出産時のダメージが残っています。
そのダメージが筋肉痛となって、現れるのです。

また、妊娠中は出産をスムーズにするために、リラキシンというホルモンが分泌され、骨と骨のつなぎ目を緩めます。
骨のつなぎ目が緩くなるので、腰にも影響が出て、産後に腰や背中の筋肉痛になる人も多いです。

出産後は地べたに座ったり、不自然な姿勢で添い寝をしたり、柔らかいソファで授乳をすることも増えるでしょう。
これらが原因で、ますます腰や背中に負担がかかり筋肉痛につながってしまいます。

 

□出産後の筋肉痛を緩和する方法

出産後の筋肉痛を緩和するためには、骨盤矯正がおすすめです。
骨盤矯正では、緩んだ骨盤を元の状態に戻す施術を行います。
そのため、骨盤の歪みによる痛みの改善が期待できます。

また、授乳する際の腰に負担がかからない方法や歩き方や寝る時の姿勢やカバンの持ち方など、日常生活の中で体の使い方を見直すことも大切です。
例えば、荷物を持ち上げる時は、腰を落として膝をついて持ち上げるようにしましょう。
荷物はできるだけ体に密着させて、膝の屈伸を利用してください。
カバンを持つ時はショルダーバッグよりも、リュックが良いでしょう。

キッチンの調理台は体に合った高さになっていますか?
体を調理台に合わせて無理な姿勢を取るのではなく、体に調理台を合わせることが大切です。
調理台がおへその位置になるように、台に乗るといった工夫をしましょう。

さらに、ストレスは全ての病気の原因になると言えますが、できるだけストレスを避けるようにすることが大切です。
ストレスがかかると交感神経が緊張して、筋肉が硬くなります。
この状態が、筋肉痛を引き起こす原因になるからです。
そのため、できるだけ自分なりのストレス解消法を見つけるようにしましょう。
時には思い切ってパートナーの方に任せるなり、一時預かりなどを利用するなりして、一日の中でゆっくりとする時間を作るのも、賢い方法の一つです。

 

□最後に

今回は、出産後に筋肉痛になる原因と緩和する方法をご紹介しました。
筋肉痛自体を防ぐのは難しいですが、骨盤矯正やリラックスすることで、早期に改善することが可能です。
出産後も快適な生活を送れるように、産後の筋肉痛に対策しましょう。