赤ちゃん連れが知るべき地震や災害への備え3つのポイント

初めまして。
大阪市玉造の骨盤矯正整体院 リボディ魚住の保育士です。
保育士としての経験や体験が
皆さんの子育てに少しでも役立つ
情報になればいいなと思って
お話していきたいと思っています。
今日のテーマは
「赤ちゃん連れが知るべき
地震や災害への備え3つのポイント」についてです。
9月1日は防災の日でしたね。
私は阪神淡路大震災の記憶は薄く
実体験で1番古い記憶は東日本大震災です。
ちょうどお昼寝の時間で
スヤスヤ眠る子供達を見ながら
1人仕事をしていました。
最初は眩暈かと思いましたが
タオルが揺れているのを見て
地震だと確信しました。
私の経験で体に感じる地震が起きるのは
いつも夜家にいる時だったので
地震は日中には起こらないだろう。
なんて勝手な考えを持っていました。
なので、地震!と思った時はとても焦りました。
そして、目の前には小さな子供達。
部屋に大人は私1人しかいない状況に
どうやってこの子達を守ろうかと考えると
強い恐怖も襲ってきました。
すぐ同じクラスの先生が戻ってきましたが
数分間でも、ものすごく不安になり
恐怖で体が震えて動けなかったことを
鮮明に覚えています。
「備えあれば憂いなし」と言う
ことわざがあるように何事も備えが大切です!
しかし、備えとは言っても
準備が難しい事は、備えにはなりません。
まずは、すぐにできる地震や災害時への備えを
私の経験からお話したいと思います。
- 子供の防災グッズ
- 避難場所
- 訓練&練習
①子供の防災グッズ
各家庭で必要なものは様々です。
保育士としてお伝えできるのは
子供の防災グッズです。
1つ目は「スーパーの袋とタオル」
さて、この2つで何ができるでしょう?
答えは「簡易オムツ」です。
作り方はとても簡単!
持ち手の部分から袋の脇をハサミで切り
1枚の長いシートにします。
その上にタオルを敷いて持ち手の部分を
オムツのように結ぶと完成です。
タオルを交換すれば袋は何度でも使えます。
衛生的にはオムツを使うことが1番ですが
リュックには入れないといけない物が
他にもたくさんあります。
スーパーの袋やタオルは他の事にも使えます!
作り方だけ覚えていれば
オムツが無くなったときに対応できます。
作り方はネット検索でもすぐ出てきますよ★
2つ目は「さらし」です。
長いさらしが1枚あると
抱っこひもにすることができます。
ロープとして使うこともできますし
小さく切れば先ほどの簡易オムツの
タオル代わりにもなる万能グッズです!
災害時冷静に対応出来たらいいですが
急いで逃げないと!と思った時に
子供をそのまま抱っこして家を出ると
ずっと両手がふさがってしまいます。
災害時の道路は危険です。
子供を抱っこしたお父さんやお母さんが
転んだり怪我をしたりしたら大変!
両手をできるだけ使える状態が
ベストだと思います。
なので、防災グッズを入れるカバンも
ボストンバックよりも両手が使える
リュックサックをおすすめします!
②避難場所
ご家庭で避難場所を決めていますか?
災害時に家族全員が一緒にいるとは限りません。
いつ起こるか分からない災害に備えて
ここに集まる!と全員で確認して下さい。
避難場所としては
学校や公園などがありますが
最近は地震だけでなく
大雨での河川氾濫の避難もよく聞きます。
水害時に避難できる場所があるのはご存じですか?
水害時は3階以上の高い場所へと言われますが
どこかのマンションに避難しようと思っても
マンションはオートロックが多いですよね。
夜ならビルは閉まっているかもしれません。
そんなときには
津波避難ビル・水害避難ビルといって
一時的に避難できる建物がありあす。
入口にこのような指定のシールが貼ってあるので
お家の近くで、どこにそれがあるか
子供と公園に行くときやお買い物の時に
探してみてください。
これも緊急時の大事な災害の備えです。
③訓練&練習
備えとして1番大切なのは
訓練を繰り返すことと
何度も練習することです。
東日本大震災を体験して以来
「地震はいつでも起こるものなんだ!」と
私自身の考え方は変わりました。
保育園でもそれまでは
子供に負担のないようにと思って
訓練は活動の時間にしていましたが
お昼寝時間や早朝・夕方など
いろんなパターンを予想して
行うようになりました。
しかし、何度訓練をしても
必ず課題が見えてきます。
東日本大震災後には保育中
体感する地震を何度も経験しました。
みんな無事だったものの同じ条件の時はなく
100点!と言えたことはありません。
ただ、出てきた課題を次の訓練で
1つでも減らすことで、災害が起きた時に
少しでも冷静さ保ことはできました。
災害時にネット環境は保証されていません。
簡易オムツを作る練習でも
さらしを抱っこひもとして使う練習でも
避難場所までの道のりを歩くことでも
今できることから練習を繰り返してみて下さい。
いかがでしたでしょうか?
9月は台風シーズンでもありますし
災害の備えに関する話もよく聞くと思います。
地域で行われる防災訓練に
参加することも大事な備えです。
住んでいる場所の
防災に関する知識が増えるだけでなく
地域に顔見知りの人が1人でも増えることで
災害時に知っている人の顏が見えたときは
1人じゃない安心感が心を潤します。
昨年は大阪府北部地震がありました。
十数年以内には南海トラフ地震が
起こるとも言われています。
災害が起きないことが1番の願いですが
いつ起こるか予定に出来ないからこそ
備えあれば憂いなしだと思います!
最後まで読んで頂きありがとうございました。