子供が絵本好きになる絵本の選び方

初めまして。
リボディ魚住の保育士です。
保育士としての経験や体験が
皆さんの子育てに少しでも役立つ
情報になればいいなと思って
お話していきたいと思っています。
「保育士の言うことだから絶対!」
ではなく、子育ての1つのヒントとして
参考程度に楽しく読んで頂ければと思います。
今日のテーマは
「子供が絵本好きになる絵本の選び方」です。
以前、ここの子育てお役立ち情報で
「0歳児にウケる絵本」をご紹介し
当院でも夏のおすすめ絵本を掲示していました。
産後のママさん達にとてもご好評でした♪
絵本と言っても、本屋さんや図書館には
たくさんの絵本があって選ぶのも迷いますよね。
私も本屋さんに行ったら
絵本コーナーで絵本を読みながら選ぶので
気づいたら時間がものすごく経っていたり
選びすぎて、どれが良いのか分からなくなって
買わずに帰ることもよくあります。
たくさんの絵本の中から
少しでもぴったりの絵本を
子供に選んであげられるように
お話出来たらと思います。
1:絵本のいいところ
2:年齢に合ったものを選ぶ
3:子供の好きなものを選ぶ
①絵本のいいところ
絵本のいいところはただ読むだけでなく
様々な使い方ができることです。
寝かしつけ、季節感を味わう、言葉の獲得など
用途はたくさんあります。
例えば、寝かしつけに使う絵本は
ハラハラドキドキして
テンションが上がってしまう絵本より
読んだ後に気持ちよく落ち着いて眠れる
絵本がいいと思います。
季節感を味わえる絵本は
本屋さんに行くとよく見える位置に
おすすめ絵本として展示されているので
選びやすいと思います。
その中でも読んだ後に実践できる絵本は
子供にとってリアリティがあって
喜んでくれます。
イメージの世界だけでなく実際に体験できると
子供の成長にも繋がります。
また簡単な物語が聞けるようになると
人との関わり方や社会のルール
自分の気持ちや相手の気持ちを
絵本を通して伝えることもできます。
ただ読んで聞いて楽しむことも
絵本の楽しさですが
絵本を通して子供に訴えかけて
生きていく力や考える力を養えることで
人間性も育てることもできます。
②年齢に合ったものを選ぶ
おもちゃと同じで絵本も
年齢にあったものを選ぶことが大切です。
以前の0歳児にウケる絵本の記事には
0歳児の好きな絵本や選び方を紹介しています。
0歳児の赤ちゃんは物語のお話は聞けません。
集中力もないですし言葉の理解もまだまだです。
なので、リズム感のあるものや
繰り返しの言葉があって
言葉遊びとして楽しめる絵本がぴったりなのです。
1歳半ごろになると
リズム感のある絵本の中でも
ワンワンやニャーニャーなど
子供が言葉を発することができたり
発語の数や種類を増やせるような絵本が
ぴったりだと思います。
また短いお話も聞けるようになる子供もいます。
そうなってきたら
落ち着いて話を聞く力を育てられるように
2、3分で終わるような絵本もおすすめです。
その後、月齢が上がっていくと
物語のある絵本も聞けるようになります。
更に、子供が直面している問題や課題と
同じ内容や似た内容の絵本を読んであげると
絵本を通して客観的に見ることができて
考えたり感じたりする力を
育てていくこともできます。
3歳児4歳児になって
1歳児向けの絵本をもう一度出してあげると
ひらがなを読む練習もできますよ。
③好きなものを選ぶ
以前もお話していますが
子供は同じ本を何度も持ってきては
「読んで!」と訴えてきませんか?
「またこれ?」と大人は思いますし
読む側の大人が飽きてしまうぐらいです。(笑)
でも何度も何度も「読んで!」と
持ってくる絵本こそ
子供の大好きな絵本です!!
それを本屋さんで1日で見つけ出すことは
なかなか難易度は高めです。
なので、お近くの図書館に行って見て下さい♪
図書館に行けばたくさんの絵本を気のすむまで
読んだり借りたりすることはできます。
不思議なことに何度も読んでいると
字が読めない1歳児の子供でも
内容を覚えて大人と同じように
自分で読書できているのです。
自分がやってもらっているように
お父さんお母さんの気になって
人形に読み聞かせている姿は
見ていて微笑ましくなりますよね。
さすがにもう飽きて
読まなくなったなと思った絵本も
大好きな絵本であれば
少し本棚に片づけて見ない日を重ねた後に
また出してあげると同じように
何度も読み始めたりします。
いかがでしたでしょうか?
暑すぎた夏ももう終わりに近づいて
秋の気配も出てきました。
秋といえば
読書の秋!運動の秋!食欲の秋!です。
今回は「読書の秋」にちなんで
絵本の選び方をお話させて頂きました。
また秋のおすすめ絵本も
ご紹介できたらと思っています(^^)
子供の大好きな絵本を見つけて
親子読書を楽しんでみて下さい。
最後まで読んで頂きありがとうございました。