保育士直伝!!『お片付けの教え方』

こんにちは!!
リボディ魚住の保育士です。
私が保育現場で経験、体験したことを
保育士の視点からお話していきたいと思います♡
今日のテーマは
「お片付けの教え方」です。
クリスマス、お正月が終わって
そろそろお家に
おもちゃが散乱し始めてきていませんか?
この時期に限らず
皆さん悩まれるのは
片付けをしてくれないことです。
なかなか片付けが定着しない原因は
いろいろとあると思いますが
そもそも子供は集中力が短いこと。
刺激があれば次から次に
目移りしてしまうことは理解してあげてください♡
その上で、子供が少しでも
自分で片付けられるようになるために
いくつかアドバイスできればと思います。
①: 子供の前にまずは大人から・・・
②: おもちゃの整理をする
③: 子どもの何倍も大人が動く
①子供の前にまずは大人から・・・
今ドキッとしましたか?(笑)
子供に片付けを教える前に
お父さんお母さんは片付けが好きですか?
子供の成長に生活環境も影響します。
部屋が散らかった環境で過ごせば
必然的にその環境が当たり前になり
当たり前は落ち着く環境になってしまいます。
みんな得意不得意があるし、性格があるので
必ず几帳面であったり、きれい好きに
ならないといけない訳ではありません(^^)
でも毎日過ごす場所の整理整頓をして
子供にとって心地よい場所を整えていれば
子供自身も散らかっていることが
不快になってきます。
子供はよく見ています。
よく「誰に似たんや・・・。」と
思う瞬間があると思いますが
それは子供の身近にいる人のですよ♪
言葉もしぐさも行動も・・・
言葉にしなくても大人の背中を見て
良いことも悪いことも真似をして
習得することもたくさんあります。
私もたくさんの子供達を前に保育をしていると
ふと自分の日常の行動や言動を
振り返る時があります。
「片付けなさい!」と言いつつ
子供の遊び場以外の場所や
机の上、床の上に
物が積み重なっていませんか?
ドキッとした方・・・
少しずつでいいので
子供と一緒に片付けの練習をして
心地よい環境を整えられるように
頑張ってみてください♡
②おもちゃの整理をする
次は遊ぶ環境です。
たくさんのおもちゃで
溢れかえっていませんか?
物がありすぎるのも
片付けを教えるのには適していません。
単純にどこに片づけたらいいのか分からないからです。
遊ばないものや飽きてきたものが
たくさん溢れている場合は
クローゼットや押し入れなど
目に見えない場所に
思い切って一度片付けてしまいましょう!
遊ぶ環境は
★子供が自分で出し入れしやすい場所
★見ただけでどこに何があるか分かるレイアウト
にすることがポイントです。
出ているおもちゃに飽きてきたら
見えない場所に片付けておいた
おもちゃの出番です!
おもちゃも衣替えのように
出したり片づけたりすることで
子供も久しぶりに見たおもちゃで
また遊ぶようになりますよ。
③子どもの何倍も大人が動く
当たり前ですが
子供は最初、お片付けの意味を知りません。
きっとお父さんお母さんが
「お片付けするよ~」と言いながら
片付けを繰り返し教えてきたと思います。
習慣にするには
まずはそれをひたすら繰り返す!
③でもお話しましたが、
子供はよく見ています!
そして真似をして習得します。
なので、お父さんお母さんがしていることを
真似てできるようになります。
しばらくしてしなくなるのは
片付けが楽しいことではないと気付き
まだ遊びたい気持ちやめんどくさい気持ちが
子供ながらに入ってきます。
子供ってほんと賢いですよね(^^)
片付けしなくなった時は
片付けを楽しくしてください!
私がよく使ってた言葉は
「あれ?これどこに片づけるんやったっけ?」と
わざととぼけて見たり、
お片付け競争!と名付けて
どっちがたくさん持てるかや
どっちが早く片付けられるかを競って
楽しみながら教えていました。
子供の好きな音楽を流して
これが終わるまでに!!っとしてみたり
タイマーを使って「●秒で片づける」宣言をしてもらい
チャレンジするなど
子供が楽しんで取り組めるようにしてあげると
片付けも遊びになって楽しいことになりますよ!
いかがでしたか?
子供はよく見てるので
自分の一番の鏡だと思うと背筋が伸びますね。笑
私も子供に教えるのではなく
実は子供から教わっていることが
山ほどあるなと日々感じています♡
最後まで読んで頂きありがとうございました。