保育士直伝!『夏のおすすめ絵本』

初めまして。
リボディ魚住の保育士です。
私が保育現場で経験、体験したことが
皆さんの子育てに少しでもお役に立てたらと思い
保育士の視点からお話していきたいと思います。
参考程度に楽しく読んで頂ければと思います。
今日のテーマは
「夏のおすすめ絵本」です。
久しぶりの保育士のおすすめシリーズ!
夏の絵本をご紹介します(^-^)
秋・冬のおすすめはすでにご紹介済みです★
夏のおすすめも
去年院内の掲示でお知らせしました(^-^)
・・・が、おすすめ絵本はたくさんあります♪
今回はブログでご紹介し
たくさんの方の絵本選びの参考になればと思います。
①:0,1歳児の夏のおすすめ絵本
②:2,3歳児の夏のおすすめ絵本
③:4,5歳児の夏のおすすめ絵本
①0.1歳児の夏のおすすめ絵本
「ぺんぎんたいそう」
福音館書店 作:齋藤 槙氏
子供に人気の動物「ペンギン」が
体操をするお話なのですが
絵や言葉の表現の何とも言えない可愛さに
読んでいる方はほっこりします♡
0・1歳児と言えば
真似っこが好きな年齢なので
絵本のペンギンの真似をして
一緒に体操を楽しめます。
絵がものすごく分かりやすいので
絵を見て真似る子もいると思います。
読んでいるお母さん、お父さんが
絵と同じように動くことで
それを真似て楽しめる子もいると思います♪
読みながら思わず身体を動かしたくなるような絵本です。
お母さん、お父さんとの触れ合い遊びは
子供にとって大事で大好きな時間です。
赤ちゃんだから寝ているだけではなく
たくさん話しかけ、触れ合って
是非お子様と一緒に絵本タイム
体操タイムを楽しんで下さい♡
②2,3歳児の夏のおすすめ絵本
「ぞうくんのさんぽ」
福音館書店 作、絵:なかの ひろたか氏
ぞうくんが散歩に出かける中で出会うお友達♪
ぞうくんとのやり取りや
この後どうなるの?といった
ハラハラドキドキが続くお話に
何度読んでも子供は楽しんでくれます。
最後のオチは子供も納得!
そして子供が大好きなオチ!笑
「もう一回読んで!」のリピート間違いなしです。
また、“一緒に”や“かして~!いいよ~!”の
やり取りができるようになる2歳児。
友達と遊ぶことが楽しくなる3歳児。
話の内容が
子供達の心の成長にもあった絵本です(*^^)v
絵本を通して子供に訴えかけられるのも
絵本のいいところです。
言葉で伝えるよりも
実際に見たり経験したりする方が
子供に響きます。
人と関わる手段を
絵本の登場人物を通して知ることも
子供にとっては大きな学びになります。
③4,5歳児の夏のおすすめ絵本
「くれよんのくろくん」
童心社 作、絵:なかや みわ氏
このお話はくれよん達が
みんなでお絵かきを楽しむ中
くろくんが1人仲間外れにされてしまいます。
その時に登場するお助けマンのお陰で
他の色のくれよん達がくろくんを褒めたたえ
仲良くなるストーリーです。
子供が友達を作るとき、その輪を広げる時
自分と違う考えや行動にでる相手に戸惑い
相手を認めるより先に、自分を主張し合います。
それが喧嘩です。
自分と他者には
違う考えや価値観があることを
繰り返すぶつかり合いを通して学んでいます。
それは保育園の0歳児の子供でも見られます。
自分だけの世界からもっと大きな世界へ
視野が広がっていくのです。
そんな子供達の世界を
くれよんという身近なモノで
表現してくれている一冊です。
お助けマンの絶妙なアドバイスと
最後にみんなが1人ひとりを受け入れ
仲良くなるシーンが私はとても好きです♡
この本を子供達の前で読んでいると
くれよんが子供達、お助けマンが保育者に見えて
先生だからと威張って前に立つのではなく
お助けマンのように
ピンチの時に優しくそっと手を差し伸べられる
縁の下の力持ち的な先生になりたいな~と
よく思いました(^-^)
なれていたかどうか・・・
担任をしていたクラスの子供達が
大きくなった時に聞いてみたいです♡
いかがでしたでしょうか?
絵本はそれ1冊で楽しい遊びの時間にもなり
何かを伝える手段やお勉強にも使えます。
また、絵本は読む人と聞く人が必要です。
お父さん、お母さんと子供だけじゃなく
子供同士、子供と人形など
相手が変わるだけで遊びも変わります♪
いろんな使い方をして楽しんで下さい(*^^)v
以前のブログに遡っていただくと、
選び方や季節のおすすめ絵本もご紹介しています♪
そちらもご覧ください(*^^)v
最後まで読んで頂きありがとうございました。