保育士直伝!『おもちゃコーナーの整理~実践編~』

こんにちは!!
リボディ魚住の保育士です。
私が保育現場で経験、体験したことを
保育士の視点からお話していきたいと思います♡
今日のテーマは
「おもちゃコーナーの整理~実践編~」です。
前回「お片付けの教え方」の内容を読んでくれた
リボディで働くママさんから
「うちの場合、整理整頓はどうしたらいいの?」と
お悩み相談を受けました。
実際におもちゃコーナーがどうなっているか
写真を撮って見せてもらいました。
「なるほどな・・・」と思ったのと
きっとどこのご家庭もこんな感じなんだろうなと感じ
アドバイスをここにも載せることで
より現実に近いお役立ち情報になるのでは?と思って
このテーマにしました。
お悩みをくれたママさんは
- とにかくぐちゃぐちゃをどうにかしたい
- 保育園、幼稚園みたいに綺麗に整ったレイアウトしたい
がご注文でした。
では、実践できるアドバイスをしていきたいと思います。
1: アドバイス①仕分けする
2: アドバイス②分かりやすく
3: アドバイス③子供の気持ちになって
①仕分けする
まず、お悩み相談を受けた時に
「現状を見せて下さい。」とお願いして
子供の目線の高さでおもちゃコーナーの
写真を撮ってもらいました。
それがこちらです!!
どうでしょう?
自分たちで片づけられる年齢になると
任せっきりになってこうなるのも良く分かります(^^)
きっとこんな感じになってる
ご家庭も多いのではないでしょうか?
ではまず、仕分けをしましょう!
よく遊んでいる物、あんまり遊ばない物に分けて
あまり遊ばない物は、クローゼットの奥や
押し入れの奥などに一旦片づけてしまいましょう。
前回もお話しましたが、片づけたおもちゃは
時々おもちゃを入れ替えることで
子供も新鮮味があってまた遊ぶようになります。
大人もクローゼットなどに
収納していた懐かしい物を見つけると
「うわ!こんなんあったな~♪」と
手に取って眺めませんか?
その気持ちは子供も同じです♡
②分かりやすく
次は収納です。
子供目線で写真を撮ってもらったのには
理由があります。
大人の目線と、子供の目線は全然違います。
おもちゃで遊ぶのは子供です。
出し入れするのは子供です。
子供の目線で見て
自分で手を伸ばして出し入れできる所に
おもちゃを終結させましょう!!
そしてどこに何があるのか
分かりやすくすることもポイントです。
おもちゃ一つ一つに
固定の帰る場所を作ります。
遊びたい物がコロコロ違う場所に収納されると
次遊ぶ時に「あれ、どこいった?」と
探すのに時間がかかって
遊ぶ時間も短くなってしまいます。
お父さん、お母さんも家事や自分時間の合間に
「●●どこ?」と聞かれると
「え?知らんよ!自分で探して!」と返事しませんか?
そしてこの終わらないやり取りに
お互いがイライラする・・・悪循環です。
片づけないからおもちゃがなくなる。
これを体感することも大切です。
でも何回も何回も繰り返すようだったら
方法を変えましょう(^^)
いつも同じ場所にあるのは
おもちゃを出すときにも
片づけるときにも分かりやすくていいことです。
目で見て分かるならいいですが
より分かりやすくするには
文字が読めるなら文字で書いて
場所を示すのもいいですし
写真を撮ったり、絵を書いたりして示すのもありです。
ちなみに私の保育園は集団生活です。
誰が使っても同じ場所に戻るように
1つ1つ写真を撮って貼っていました。
必ずそこに片づける。
初めは教えるのに大変化もしれませんが
繰り返すことで習慣化さえすれば
あとは子供に任せていきましょう!
写真で知らせるのは1歳児でもできますよ!
③子供の気持ちになって
少し辛口コメントをします。笑
①の写真を子供の気持ちになって見た時に
さあ遊ぼう!と思いましたか?
どちらかというと
何して遊ぼう…になりませんでしたか?
もしくは、遊ぶおもちゃがない…。笑
子供の気持ちになって子供が遊びたいと思う
レイアウト、環境にしていきましょう!
おもちゃがたくさんあるのに
遊ぶものがないのは飽きていることもあります。
そんな時は新しいおもちゃを買い与えなくても
収納していたおもちゃをプラスしてあげれば
また遊びの幅は広がります♪
おもちゃには遊び方がありますが
絶対その遊び方をしなければいけない訳ではありません。
子供の想像力は無限です!
大人が想像つかない面白い発想も
たくさんしてくれますよ。
いかがでしたか?
今までたくさん保育士目線でのアドバイスを載せていますが
実際その通りにいかない事も多いのではないでしょうか?
私もここにお話している内容は
大きくとらえた内容をお話しています。
保育は一人ひとりの性格、成長に合わせて援助します。
なので、ある程度のマニュアルがあっても
その通りに行くことはほとんどありません。
教科書通り、育児書通りにはいかないから
答えがなくて難しいし
悩みが尽きないんんですよね・・・
なので、今までここに載せた内容を
実践していただいた方も
成功した方ばかりではないとも思っています。
今回はお悩みがあったことで
今までよりも、もっと皆さんの
お役立ち情報になっていればといいなと思います。
今後もぜひここの内容を参考にして
目の前の子供に合わせた
その子だけの育児書を作り続けて下さい♡
次回は保育園、幼稚園みたいに
綺麗に整理整頓したい・・・のお悩みに
お答えしたいと思います。
最後まで読んで頂きありがとうございました。