保育士直伝!『おもちゃコーナーの整理~実践編Ⅱ~』

こんにちは!!
リボディ魚住の保育士です。
私が保育現場で経験、体験したことを
保育士の視点からお話していきたいと思います♡
今日のテーマは
「おもちゃコーナーの整理~実践編Ⅱ~」です。
前回に続き、
ママさんスタッフのお悩みで
おもちゃの整理整頓のアドバイスをしたいと思います!
今回はお悩みの2つ目
★保育園、幼稚園みたいに綺麗に整ったレイアウトにしたい★
についてアドバイスしていきたいと思います。
アドバイス①:見て分かるレイアウト
アドバイス②:小さなおもちゃのレイアウト
アドバイス③:作品類のレイアウト
①見て分かるレイアウト
前回も少しお話しましたが
まずは、子供が遊びたいと思う
環境を作ってあげることが大切です。
片付けについてはおもちゃ一つ一つの
帰る場所を作ってあげることがポイントでした。
箱に入れられるものは
箱に収納して何が入っているのか分かるように
写真を貼っておけば大丈夫ですが
問題はかさばる物・・・。
お人形などはどうですか?
子供はごっこ遊びが大好きなので
どのご家庭もお人形はたくさんあるのでは
ないでしょうか?
小さなフィギアのようなものは
箱に入れるとすっきり収ます。
問題はこちらです。
この大きなお人形たちは
箱に入れるとさすがに窮屈そうですよね(^^)笑
欲しいものを探すにも
一度、箱をひっくり返さないと
見つけられないような気がします。
お人形は座らせて並べるといいですよ♡
イメージはおもちゃ屋さんに並んでいる
レイアウトみたいな感じですかね?
あれを見ると、子供は
わぁ!欲しい!って目が輝きますよね。
少し場所は取りますが
それを再現してあげて下さい★
座らせて並べると、見た目もきれいですし
「今日はどのお人形と遊ぼうか?」と
探すのも楽しくなると思います♪
なにより、綺麗に並べることで
より人形に愛着が湧きますし
物を大切の使うことも
自然と習得できるようになります。
②小さなおもちゃのレイアウト
小さいうちは
口に入らないようなおもちゃが多いですが
年齢が上がってくると
小さなおもちゃも多くなりますよね。
小さなおもちゃは
バラバラにならないように
まとめて片づけるといいでしょう♪
このパズルの片づけ方法は素敵ですね♡
中も見やすいし自分で出し入れしても
ピースがなくなる心配もありません♪
これは、保育園でもしています◎
ちなみにこの袋は100均です!
寝かせた状態で片づけるスペースがなければ
立てて片づけるのも安心ですよね♡
他にも小さなレゴブロックなど
規制の箱が大きすぎる場合は
100均やホームセンターで
収納のサイズに合った箱を購入して
入れ替えるのもいいと思います!
③作品類のレイアウト
これは確かに難しいですね。
頑張って作った折り紙作品
立体的に作り上げたレゴブロック
お絵かきの絵など
捨てるに捨てられない
捨てるタイミングも分からないものは
どんどん増えてしまいますよね。
折り紙や、絵に関しては
壁に一定期間飾って
あとは写真に撮って思い出として
保存しておくのもいいと思います。
お母さんお父さんが
これは傑作や!と思う物や
誕生日の時や母の日、父の日に
もらって記念にしたいものは
宝物として現物を保管してくださいね♡
あとできることは
子供が自分で決める!といった
ルールはどうでしょう?
壁に飾るにしても
レゴの立体的な作品にしても
飾る場所は限られています。
この中に入る分は飾っていい!
置いといていい!と
ルールを決めて遊ぶことも大事です(^-^)
特に立体的な作品は
時間をかけた分壊すのがもったいないですが
そのまま遊び続けたら
いつかは部品がなくなってしまいます。
次の物を作るために何か1つ片づけるなど
子供も片づける意味を納得したうえで
壊す分にはいいと思います。
片づけたくないという理由に
続きがしたい時とただめんどくさいの
2種類があるんですけどね・・・笑
そこは子供の親である
お父さん、お母さんなら見抜けると思います(^^)
ルールを作っていると
ルールに乗っ取った知恵もついてきます。笑
私は保育中に
1人1つだけなら残していい!
金曜日は全て片付けて帰る!と
ルールを作ったこともあります。
すると複数の作品を1つにまとめて
これで1つ!とした子供がいました。笑
それはそれですごい知恵だと思って
良しにしました(^^)笑
それを見た周りの子供が真似をし始め
最後は金曜日が来る前に部品がなくなり
じゃあどうしようか?と
子供達に考えさせる機会にもなりました♪
子供はただ遊んでるだけと見えがちですが
遊びの中で悩み、考えてを繰り返すのが
子供の世界です。
遊びながら学ぶ。
これぞ子供の学び方、成長の仕方ですね♡
かがでしたか?
ご家庭と保育園、幼稚園では
部屋の広さや仕様は全く違います。
保育園、幼稚園は
子供達が生活しやすいように造られているので
子供が使いやすいような
おもちゃ棚に仕上がっていて当たり前です。
ただ一つ、
保育士は子供達が降園したあと
明日また子供達がまた楽しく
登園して遊んで過ごしてもらえるように
必ずおもちゃ棚を整理整頓しています。
少しでも壊れていたら補修したり
季節や成長に合わせて
おもちゃを入れ替えたり
子供達が楽しくすごせる場所にするには
ある程度は大人の努力も必要ですね。
大人も子供も日々成長です(^-^)
最後まで読んで頂きありがとうございました。