保育士直伝!「言葉の獲得〜3歳児編〜」

こんにちは!
リボディ魚住の保育士です。
私が保育現場で経験、体験したことを
保育士の視点からお話していきたいと思います。
今回は「言葉の獲得〜3歳児編〜」です。
3歳児の言葉の獲得の流れについてです。
※必ずではなく、目安として参考にして下さい。
3歳になると語彙が800語から
2000語に増加します!!
語彙がこれだけ増加すれば
急激にお話が上手になるにも納得ですね♪笑
「ぼく」「わたし」の一人称や
「あなた」の二人称を理解して使うようになります。
今まで自分のことを名前で呼んでいたのに
突然「ぼくね」「わたしね」と言い出すと
大人びて見えますが・・・笑
個人的に「俺な!!」とドヤって言い出す時
ものすごく可愛いな〜♡と思います。笑
自分が思ったことや感じたことを言葉にして話たり
大人やお友達の話に興味を持って
最後まで聞こうとする姿も見られます。
ごっこ遊びでは日常会話を使うようになります。
これがまた聞いてると面白い!!!
お母さんお父さんがお家で言ってるんやろうな・・・と
予想できる言葉がバンバン流出していますよ♪笑
お父さんやお母さんそっくりの口調だったり
家庭事情大放出!!笑
身振り手振りまで再現する子もいます。
ままごとは観察すればするほど面白いです♪
言葉のコミュニケーションを通して
人間関係も築いてきますが、
語彙が増えたからと言って
一度に増えるわけではないので
まだ仲立ちが必要な場合もたくさんありあます。
大人が話す内容も
短い言葉で具体的に伝えることで
子供がイメージしやすいようにしてあげると
理解しやすくもなりますよ。
また4歳に近づくにつれて
文字にも興味を持ちは決めます。
あいうえお表も役立ちますが
他に役立つのは赤ちゃん絵本です!
赤ちゃん簡単な言葉で簡潔に書かれている上に
子供の好きな言葉がいっぱい詰まっています。
文字を読むきっかけにはいい教材です!
文字が分かるようになったら
幼児用の絵本も自分で読もうとしますが
初めのうちは、幼児用絵本は内容が長く
読み切るまでに飽きてしまったり、
途中でリタイアすることもしばしば・・・
読み切った達成感を味わえるようにと思うと
赤ちゃん絵本がちょうどいい!!
特に好きだった絵本は
「あ〜!これ知ってる!!」と
反応が返ってくることが多いです♪
好きな絵本の内容を覚えている子もいます。
よく読んでいた絵本を渡してあげて
読み合わせながら勉強もできますよ。
読まなくなった絵本も大事に取っておいて下さいね。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
保育士 福浦ゆかり
2022年7月9日 記載
参考文献:発達がわかれば保育ができる! 川原佐公