保育士直伝!「言葉の獲得〜1歳児編〜」

こんにちは!
リボディ魚住の保育士です。
私が保育現場で経験、体験したことを
保育士の視点からお話していきたいと思います。
今回は「言葉の獲得〜1歳児編〜」です。
1歳児の言葉の獲得の流れについてです。
※必ずではなく、目安として参考にして下さい。
1歳児は知っている物を見つけると
指差しをして声に出して知らせてくれるようになります。
これを「三項関係の成立」と言います。
喋れるようになった一語文を使って
要求や意思を伝えようとし始めたり
自分の名前を呼ばれると
「はい!」と返事できるようになります。
初めはニヤっと笑ったり
振り向いたりするだけかもしれませんが、
手を挙げて返事をする姿を
大人が目の前でお手本になると動作を覚えますよ。
1歳半ごろになると
大人の言葉の指示に動作で答えられるようになります。
例えば「ちょっと待ってて〜!」と言うことが多いと思いますが
待ってくれた時には
「待っててくれたね〜ありがとう!」と
できた行動を褒めてあげるのもいいですよ。
また、1人でぶつぶつと
片言でお話しながら遊ぶ姿も見られます。
2歳に近づくにつれて
手遊びや歌の語尾だけを真似して歌ったり
絵本に出てくる繰り返しの言葉を
模倣して楽しむ姿や二語文も喋り始めます。
言葉を喋り始めると
言葉のやりとりを楽しめるような
言葉を喋りたくなるような
コミュニケーションを心がけるようにして下さい。
まだ未完成な子供の言葉も可愛い時期ですが
物を正しく認識する上では
正しい物の名前も伝えて教えてあげて下さいね。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
保育士 福浦ゆかり
2022年6月25日 記載
参考文献:発達がわかれば保育ができる! 川原佐公