保育士直伝!「言葉の獲得〜0歳児編〜」

こんにちは!
リボディ魚住の保育士です。
私が保育現場で経験、体験したことを
保育士の視点からお話していきたいと思います。
今回からは言葉についてお話します。
言葉の獲得は目に見えて分かる成長の姿です。
言葉を喋り始めると楽しいので
早く喋ってほしい!と思う
お父さんお母さんも多いのではないでしょうか?
目に見えて分かる成長は嬉しい反面
周りと比べてしまうので
まだかな?とか、うちの子は遅い?と
気になって心配になってしまうこともあると思います。
何度も何度も言いますが
成長には個人差があるので比べるよりも
目の前の子供の姿をしっかりと観察ながら
子供のペースの成長を見守ってあげて下さい♡
では今回は「言葉の獲得〜0歳児編〜」です。
0歳児の言葉の獲得の流れについてです。
※必ずではなく、目安として参考にして下さい。
●2ヶ月ごろ〜
泣き声が快・不快の気持ちを
訴えるような発声になってきます。
アーアー、ウーウーといった
喃語が盛んに出始め
音の強弱や高低をつけて喋るようになります。
●10ヶ月ごろ〜
喃語で大人とやりとりをします。
「だめ」や「上手」と言った
禁止の言葉や褒め言葉が
分かるようにもなってきます。
一語文を喋り始めるのもこの時期からです。
喃語の時期には
ゆっくりと話かけてり
気持ちを代弁したり、歌を歌ったりして
コミュニケーションをとるようにするといいですよ。
また外へ出かけた時は
言葉を習得するチャンスがたくさんあります。
例えば、車に興味を持っているなら
「ブーブー」と伝えることで
子供は言葉とその意味を結びつけていき
「ブーブー」と言うようになります。
子供がする動作に言葉をつけてあげるのもいいですよ。
子供が無意識にでも手を振った時には
大人が「バイバーイ」と言うようにすると
その動作が「バイバイ」を意味することだと
認識していきます。
語彙の獲得はまだまだ少ないので
子供が真似できるような
簡単な言葉でお話してあげて下さいね。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
保育士 福浦ゆかり
2022年6月18日 記載
参考文献:発達がわかれば保育ができる! 川原佐公