保育士直伝!「概念の形成3歳児編」

こんにちは!!
リボディ魚住の保育士です。
私が保育現場で経験、体験したことを
保育士の視点からお話していきたいと思います。
今回のテーマは「概念の形成3歳児編」です。
3歳児は幼児期のスタートですね。
3歳になると遊びを通して
並べたり比べたり数えたりします。
10ぐらいまでは数えることができますが
実物との対応は3ぐらいまでで4以降は乱れてきます。
上下・前後の空間把握はできるようになります。
いろいろな形や色にも興味を示すようになり
長短・大小・強弱といった対立関係の概念ができ始めます。
遊びの中で上記の内容を意識してやりとりをしてみたり
おやつを分けたりする時は大きさを聞いてみたりして
日常生活の中で意識して使うことで鍛えることができますよ。
3歳後半になると
用途や存在の意味を知るために
「これは何?」と質問したり
予め結果などの予想がつくようにもなります。
飲み物などを運ぶ時には
「こぼれそう・・・」と想像して
ゆっくりそっと持って運ぶ姿が見られます。
話の筋が分かり、短い物なら暗記できるようになります。
保育園、幼稚園でしっかりしたセリフ付きの
お遊戯会があるのも3歳ぐらいからですね(^^)
また想像と現実の世界が混合されることがあります。
戦隊モノに変身して戦いごっこが盛んになるのも
この時期です。
危ない・危険が分からない場合もあります。
そんな時は大人が声をかけてあげて
しっかりと知らせてあげるようにしましょう!
最後まで読んでいただきありがとうございました。
保育士 福浦ゆかり
2022年9月24日 記載
参考文献:発達がわかれば保育ができる! 川原佐公