保育士直伝!「子供の視野」

こんにちは!
リボディ魚住の保育士です。
私が保育現場で経験、体験したことを
保育士の視点からお話していきたいと思います。
今回は「子供の視野」についてです。
私自身もよく言ってしまいがちなのですが
「ちゃんと見て!」「周り見なさい!」
なんて言葉使いがちじゃないですか?
子供の視野が大人よりも狭いことはご存知でしたか?
ただ単に背が低いから見える視界が狭い
という訳ではありません。
今回は子供見ている世界をお話しできたらと思います。
子どもが大人と同じぐらいの視力を持つようになるのは
3~6歳と言われています。
視野は6歳になっても大人より狭いと言われています。
私も視野が狭いことは習っていましたが
保育士の研修会でより詳しく習い驚きました。
その情報を少し共有しますね。
スウェーデンのステイナ・サンデルス氏の実験によれば
6歳くらいの幼児の平均的な視野は左右(水平)で90度程度
上下(垂直)で70度程度とされています。
一方大人は水平で150度、垂直で120度あ流そうです。
比べると子供はかなり視野が狭いですよね。
水平で90度ということに私は驚きました。
両手を肩の高さにあげて90度の角度を作ってみると
左右の視界はどんな視界なのか分かると思います。
と同時に、私は
「ちゃんと見て!」「周り見なさい!」と声をかけたり
周りを見ていないことに対して
叱っていたことを大反省したのを覚えています。
90度って全然見えてないですよね。
子供に声をかけるときは
詳細をしっかりと伝えることが大事ですが
視野に関して言えば
「右見てね」「下見て歩いてね」など
見ないといけない方向を
しっかり向けるような声かけが必要です。
子供は思いもよらない行動をするので
怪我、事故に繋がらないようにするためにも
参考にしていただけたらと思います。
もしより詳しく体験したい場合は
「チャイルドビジョン」と検索していただくと
子供の視界を体験できるシートが出てきます。
それで一度体感してみてください。
私も体験しましたが結構怖いです。笑
階段や段差に注意してくださいね。
「しっかり下を見て」ください。笑
最後まで読んでいただきありがとうございました。
保育士 福浦ゆかり
2022年2月28日 記載