保育士直伝!「子供の視力」

こんにちは!
リボディ魚住の保育士です。
私が保育現場で経験、体験したことを
保育士の視点からお話していきたいと思います。
今回は「子供の視力」についてです。
前回、子供の視界についてお話ししましたが
子供の視力について
「今、見えてるんですかね?」など質問もいただくので
今回は子供の視力の発達目安について
お話ししていこうと思います。
注意していただきたいのが、
これはあくまで目安です。
視力に関してだけではないですが
子供の発達には個人差があります。
育児書などにも
たくさん情報が書かれていると思いますが
個人差があることをお忘れなく(^^)
必ずではないので
参考にして読んでいただけたらと思います。
◎新生児
まだ両目の協調性がない状態。
明るい・暗いが分かり、顔の正面にあるものを凝視することがで切る。
◎3ヶ月ごろ
物の色や輪郭は、全体がぼんやりしている段階ですが
人の顔とそれ以外の物が区別できるようになる。
また、左右に動くものを目で追う「追視」ができるようになる。
◎6ヶ月ごろ
視野が広がり、数メートル離れた物体が捉えられるようになる。
まだ輪郭はうっすらしていますが、人の表情の違いが分かるようになる。
◎1歳ごろ
より細かいものを見つけることができるようになり、物の形の区別ができ始める。
絵本の絵の簡単な輪郭が分かるようになるのは1歳半ごろから。
◎2歳ごろ
四角・丸・三角など形の区別がつくようになります。
立てるようになると視界も広がってくる。
◎3歳ごろ
輪郭は多少ぼやけるものの、形の違いがはっきり分かってくる。
この頃から1.0の視力を持つ子供もいる。
◎6歳ごろ
ほとんどの子どもが大人と同等の視力を持つようになる。
いかがでしたか?
3歳でもまだ輪郭が多少ぼやけているんだな・・・と
家の中や公園であんなに元気に走りまわっているのに
ぼやけていることに加え、視界も狭い。
そりゃ転ぶし怪我もするし。
なんか納得ですよね。
分かっているようで
子供と同じ状況ではないだけに
ついつい忘れがちになってしまいますよね。
過剰に心配して手助けをする必要はないと思います。
知識として頭の片隅に置いておいていただいて
今まで通りの生活の中で
これを読んだお父さんお母さんが
明日からの子供との関わり方が少し変わったり
いつも叱るところを「あ!そうや!そうや!」と
ふと止まって、優しさが加わることも願っています★
最後まで読んでいただきありがとうございました。
保育士 福浦ゆかり
2022年3月5日 記載