保育士直伝!「人との関わりの流れ〜4歳児編〜」

こんにちは!
リボディ魚住の保育士です。
私が保育現場で経験、体験したことを
保育士の視点からお話していきたいと思います。
今回は「人との関わりの流れ〜4歳児編〜」です。
※発達には個人差があります。
あくまでも目安として参考にして下さい。
4歳になるとはにかんだり
何かに躊躇したりと複雑な情緒を見せてくれるようになります。
自制心が高まり始め
我慢するといったような様子も見られます。
友達との関わりも深くなっていきます。
気の合う仲間でグループを作ったり
友達へのいたわりや思いやりの心も育ってきます。
グループ遊びを楽しめるようになると
友達と共同作業で何かを作りあげたり
遊びの幅もまた広がっていきますよ♪
砂遊びで一緒に砂山を作り上げたり
ブロックで大きな大作を一緒に作り上げたり
今までは自分1人でできた達成感を味わっていましたが
みんなで頑張ってできた達成感を味わえるようになります。
また競争心が芽生え、勝敗を意識し始めます。
この頃に勝敗のあるゲームなどをすると
ものすごくメラメラしたものが湧いていて
熱い戦いになります。
少し負けそうになったらズルしてみたり
「もうやめる!」と諦める姿も。
いろんな知恵を使って
負けることから回避しようとする姿が
目に見えて分かります。笑
勝敗を気にしすぎて
負けることがこの世の終わりかのように拗ねたり
ゲーム遊びが嫌になる子供もいます。
悔しい気持ちを
そんな大暴れして表現できたら
気持ちいいだろうな・・・と思うぐらい。笑
嫌なことに無理に誘い込む必要はないですが
負けてもまた頑張ればいい!と
繰り返し経験して体験で伝えていくことが必要です(^^)
プライドも高くなってくるので
我慢しすぎてしまわないように
気をつけてあげて下さい。
4歳児は友達との関わりが密になっていくので
その中で芽生えたり感じたりする
心の成長が大きい年齢ですね。
いろんな気持ちを大人にフォローしてもらいながら
人間関係を築いていきます。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
保育士 福浦ゆかり
2022年6月4日 記載
参考文献:発達がわかれば保育ができる! 川原佐公