保育士直伝!「人との関わりの流れ〜3歳児編〜」
こんにちは!
リボディ魚住の保育士です。
私が保育現場で経験、体験したことを
保育士の視点からお話していきたいと思います。
今回は「人との関わりの流れ〜3歳児編〜」です。
前回で乳児期が終わったので幼児期に突入していきます!
※発達には個人差があります。
あくまでも目安として参考にして下さい。
3歳になると感情の表現が豊かになってきます。
友達に関心を持ち始め
同じことを真似してしようとする姿も出てきます。
自分でやると決めたことは
最後まで頑張ろうとしますが
まだまだ甘えたい気持ちもあって
葛藤しながら過ごしています。
少し様子を見て見守り、
待ってあげることも大切ですし
たまには頑張っているご褒美に
たまには甘えさせてあげるのもいいと思います(^^)
また喧嘩を通して
相手の気持ちに気づいたり
思いやり、譲り合い
時には自分の気持ちを我慢したり
お互いに折り合いをつけて
人間関係を築いていくことを学んでいきます。
芽生えた思いやりの気持ちから
困っている相手を手伝ってあげようとしたり
人の役に立つことを喜べるようになってきます。
お母さんのお手伝いをやりたがるのも
この頃からですね♪
簡単なルールのある遊びを楽しめるようになったり
気の合う友達ができたり
友達同士で教えあったりする姿も増えてきます。
3歳児の人との関わりを1年見ていると
小さな子供社会の形成を見ているようで
楽しかったのを覚えています。
喧嘩と言うとマイナスイメージを持つ方が
多いかもしれませんが
人間関係を築いていく上ではとても大事な経験の1つです。
この時期は特に自我が芽生えて1年です。
お互いに自分の意思を押し通したい気持ちから
ちょっとしたこと喧嘩になってしまいます。
喧嘩して初めて相手の気持ちを理解し
自分の中で消化し納得する。
この繰り返しの毎日だったような気がします。
言葉が変かもしれませんが
人間らしさがどんどん見えて
人間らしくなってきますよ(^^)
次回は4歳児編をお話ししますね。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
保育士 福浦ゆかり
2022年5月31日 記載
参考文献:発達がわかれば保育ができる! 川原佐公