保育士さんオススメ!遊びから学ぶシリーズ「小麦粉ねんど」

初めまして。
リボディ魚住の保育士です。
私が保育現場で経験、体験したことが
皆さんの子育てに少しでもお役に立てたらと思い
保育士の視点からお話していきたいと思います。
「保育士の言うことだから絶対!」ではなく
皆さんの子育てのヒントとして参考程度に
楽しく読んで頂けたらと思っています(^^)
今日のテーマは
「小麦粉粘土あそび」です。
先日リボディ魚住の院内イベントで
保育士おすすめの遊びとして
親子で“小麦粉あそび”をしました。
小麦粉粘土あそびは
乳幼児期に育ててあげたい
「五感」を養うのにもってこいの遊びです。
参加していただいた子供達は
今回全員が初めての体験でした。
なので初めは「なに?」といった
険しい表情でした。(笑)
でも、お父さんやお母さんが
楽しく遊んでいたり、誘いかける姿や
周りのお友達が遊び始める姿を見て
次第に気持ちが変わり
最後は全員が楽しく遊んでいました♡
ここでは、イベントにした小麦粉粘土遊びが
どうしておすすめの遊びだったのかを
詳しくお話できたらと思います(^^)
1:五感とは?
2:小麦粉粘土とは?
小麦粉粘土の作り方
3:どうしておすすめするのか
- 「五感」とは?
乳幼児期には
五感をしっかり使うことが
とても大切だと言われています。
まずはその「五感」とは
何のことなのかをお話します。
五感とは人間の持つ5つの感覚機能
“視覚・聴覚・嗅覚・味覚・触覚”
のことを言います。
この五感を使って
人間は様々な情報を感じ取っています。
五感の感覚を養うためには
視覚➡目、聴覚➡耳、
嗅覚➡鼻、味覚➡舌、
触覚➡皮膚の感覚を
刺激することが必要になります。
五感が刺激されることで
脳の細胞が活性化されていきます。
目で見えてくる情報
耳に聞こえてくる情報
食べたり触れたりして感じる情報など
小さな経験や体験で
感じたことの積み重ねが
人生を豊かにする材料になっていくのです。
- 小麦粉粘土とは?小麦粉粘土の作り方
まずは小麦粉粘土とは?
その名の通り小麦粉で作った粘土です。笑
市販の粘土は永久に使えるものの
使っているうちに固くなり
こねるのも大変になってきます。
一方、小麦粉粘土は
ふわふわ、さらさらで
ちぎったり形を作るのも簡単です。
材料も小麦粉、塩、食用食紅と
万が一、口に入っても大丈夫なので
小さな赤ちゃんでも安心して
遊ばせてあげることができます★
※アレルギーの方は注意してください。
ただし、食品なので保存期間は短く
冷蔵庫に入れて5日程となります。
個人的には、市販の粘土は遊んだ後
粘土のにおいが手について取れなかったり
机や床に油がついたりして気になりますが、
小麦粉粘土の場合は
匂いは全く気になりません。
むしろ、子供が思わず口に入れたくなるような
ふんわり小麦のいい匂いがします。(笑)
ただ、小麦粉なので乾いてくると
パキパキになって粉が散ってしまい
片づけが少し大変かもしれません…(^^;)
次に、小麦粉粘土の作り方です。
★準備物★
・小麦粉 適量(遊ぶ人数等で調整)
・水 適量
・サラダ油 数滴
(手につきにくくするためなので、なくてもOK)
・塩 少し(防腐剤として)
・食用食紅 お好みで
★作り方★
- 小麦粉に塩を加える
- サラダ油を入れる(なくても良い)
- クッキーやパンの生地作りと同じ要領で
小麦粉に水を少しずつ加えてこねながら
ちょうどよい固さに固める
- お好みで食紅を混ぜる
、、、以上です。
とても簡単に出来上がっちゃいます♪
食紅は色によっては
少しの量で色付くので様子をみながら
混ぜ合わせるといいですよ!!
- どうしておすすめするのか
初めの方でお話したように
小麦粉粘土は五感を
たくさん刺激できる遊びです。
小麦粉に水を入れる前の
サラサラの感触を楽しんだり
水を入れてネバネバする感触から
混ぜて、こねてを繰り返し
ふわふわ、もちもちの感触に変わります。
また食紅を入れた時の色の変化を
目で見て楽しんだり
出来上がった粘土で
様々なものを作ることで
想像力を養いや
子供らしい発想や発見も生まれます。
子供は大人が制止したくなる遊びは
大好きですよね♡
小麦粉粘土も
豪快に粉まみれになって遊んでほしいのです。
普段、お手伝いで
小麦粉を触ったとしても
粉まみれにまでなると叱られますよね。(笑)
叱られること、ダメなことは
やってみたい精神が動かされます。
なのでそれを遊びに変えて
あえてOKにしてあげることが
子供にとっては必要な
体験、経験になると思っています。
小麦粉粘土って
なんとも言えない感触が
大人もはまるんです!
イベントに参加していただいた
お父さん、お母さんは
ものすごく楽しそうに遊んでいたので
この感覚を共感していただけると
思っています…♡笑
夢中で遊べる=ストレス発散
になるところも小麦粉粘土あそびの
おすすめポイントです♪
初めは気持ち悪そうな表情を
するかもしれませんが
楽しいことがわかると
ものすごくいい表情で遊びますよ♪
いかかでしたか?
視覚、聴覚、嗅覚、味覚を刺激することは
日常生活のなかでも多くありますが
触覚(皮膚感覚)を刺激するのは
触れたり、触れられたりすることを
経験させてあげられる環境も必要です。
日ごろのスキンシップも
触覚の刺激にはなりますが
それとはまた違った新しい刺激を
経験するのも楽しいですよ♡
初めてのことでも、大人が
子供と一緒の目線で楽しく遊ぶことで
子供にとって何倍も楽しい経験になると
今回のイベントを通して
改めて感じさせられました(^^)
最後まで読んで頂きありがとうございました。