お家でできる乳児の運動遊び

初めまして。
リボディ魚住の保育士です。
私が保育現場で経験、体験したことが
皆さんの子育てに少しでもお役に立てたらと思い
保育士の視点からお話していきたいと思います。
「保育士の言うことだから絶対!」ではなく
皆さんの子育てのヒントとして参考程度に
楽しく読んで頂けたらと思っています(^^)
今日のテーマは
「お家でできる乳児の運動遊び」です。
寒くなると外に出かけて
公園で長時間遊ぶのも辛くなり
元気いっぱい!の子供たちは
体力が有り余っていますよね(^-^)笑
元気なのは良いことですが
「夜なかなか寝ない➡朝起きれない」といった
生活習慣に影響が出てきてしまい
お父さん、お母さんにとっては
悩みの種になるのではないでしょうか・・・
そこで、今日はずりばいやハイハイが
できるようになった頃から楽しめるような
「お家でもできる乳児の運動遊び」について
いくつかアイデアをお話したいと思います。
1:室内遊びで大切なこと
2:ずりばい・ハイハイ時期の子供も楽しめる運動遊び
3:ハイハイ・歩行時期の子供が楽しめる運動遊び
- 室内遊びで大切なこと
室内遊びで大切なことは2つです。
まずは【広いスペースと空間を用意する】こと。
子供の動くスペースの確保のためです。
豪邸並みのスペースとは言いません(^^)
子供が自分で思った方向、場所に
自由に行けるような
空間やスペースを確保してあげてください♪
次に【安全確認・確保】です。
これは当たり前のことですが
子供の怪我・事故防止のためです。
外よりもいつも生活している
お家の中の方が安全だとは思います。
でも、お家の中だからこそ危険な場所はありますし
お家だという、その安心感から油断してしまい
怪我・事故が起きたりもします。
子供はいろんな発想から
大人が想像もしないような行動に
突然出ることが多いですよね。
皮膚の柔らかい子供は
転んで机やタンスの角にぶつかると
切り傷になる可能性があります。
また、子供は狭いところが好きなので
棚と棚のちょっとした隙間なんて
ものすごく入りたい欲が出てきます。
入って抜けられなくなる。頭が挟まる。
といった事故にもつながります。
なんでそんなところ入れたの?
どうやってそこに行ったの?と
びっくりしたことはありませんか?
子供は「やってみたい」気持ちで
自分なりに試行錯誤して行動に移します。
なので、本人も知らないうちに
奇跡的にできてしまっていることもあるのです。
ずりばいやハイハイの頃の乳児は
床に落ちている物にも興味を示します。
危険なものが落ちていないか
室内遊びをする時は確認してくださいね。
- ずりばい・ハイハイ時期の子供も楽しめる運動遊び
用意するのは、布団やマット2枚です。
1つはクルクル丸めます。
もう1つは丸めた布団やマットの上に
覆いかぶせて小さなお山を作ります。
それを登ったり、越えたりして遊びます。
これで運動になるのかな?と
思うかもしれませんが
十分運動になっています。
大人もずりばいやハイハイの状態で
ローソファーなど少し低めの壁を
何度も登ったり、越えたりすることを
想像してみてください。
考えるだけで疲れてきそうですよね。笑
子供にとっては布団やマットで作ったお山も
なかなか大きな障害物になっています。
お山の反対側から
子供の脇を持って、グッと大人の方に
引っ張って登るのを手伝ってあげると
勢いがついて喜んでくれますよ♡
クルクル丸める布団がなければ
クッションを重ねてもいいですし、
丸めた布団にクッションを置いて
高さを出して難易度を上げるのも
楽しめると思います!
- ハイハイ・歩行時期の子供が楽しめる運動遊び
ハイハイ・歩行時期の子供は
いろんなことに興味を示します。
なのであっちへ行き、こっちへ行きと
常にうろうろ動き回っていますよね。笑
それだけで十分な気もしますが
より探索活動が楽しめる遊びは
ダンボール遊びです♪
空のダンボールを
トンネルに見立てて置いてみたり
大きな段ボールがあれば
中に入って隠れられるようにしたり…
使い方は様々でたくさんあります!
歩行を初めた子供は
腰ぐらいの高さのダンボールに
人形を入れてバギーに見立て
ダンボールを押して
お母さんのまねっこ~♡
なんて遊びも楽しめますよ(^^)
また、押しているダンボールが
一人歩きの補助の役割にもなって
遊びながら歩行の練習もできちゃいます♪
この遊びは楽しくて勢いも出ます。
体重が箱の片側にかかりコテンっと
ひっくり返ってしまうことも多いので
中に重りになる物を入れるなどして
怪我には注意してくださいね♡
いかがでしたでしょうか?
今はデパートや商業施設に行けば
室内遊具があって
戸外ではなくても楽しめる場所が
たくさん増えてきましたよね!
お家に居すぎても飽きてきて
子供も大人も窮屈に感じることもあります。
いろんな施設や場所も上手に使って
冬も元気いっぱい遊んでくださいね♡
最後まで読んで頂きありがとうございました。