産後の期間別の体のケア方法とは|大阪の整体院がご紹介

2018.10.26

説明

出産後の産褥期は、妊娠により大きく変化した体を回復させるために、とても大切な期間です。
上の子どもがいたり、日々の家事に追われたりしてなかなか理想的な過ごし方をすることは難しいかもしれません。
そこで、出産後の体に良い過ごし方について、産後の期間別にご紹介いたします。

 

□産後2週間

家事は手伝ってもらえる人にお願いして体を休め、とにかく安静に過ごしてください。
必要最低限の育児だけにして、しっかりと療養しましょう。

また、育児については授乳やおむつの交換などの赤ちゃんのお世話をし、それ以外では布団を敷いたままにしておき、寝たり起きたりの生活を心掛けるようにしましょう。
お風呂のお湯に浸かることは避けて、シャワーだけにしておきましょう。

 

□産後3週間

産後3週間は床上げと言われている期間で、少しずつ家事を始めても問題ない時期です。
しかし、身体がまだ回復しきれていない方は、まだ布団は敷いたままにしておいて、身体の調子を確認しながら、疲れたら布団に入って休息を取るようにしましょう。

 

□産後4週間

段々と普段の生活に戻れるようになる時期です。
湯船にも浸かれます。
その際は、綺麗な一番風呂で入るようにしましょう。

しかし、完全な回復とまでは言えませんので、夜中に授乳やお世話が必要な方は、睡眠不足を補うためにも、できるだけ赤ちゃんと一緒に昼寝をするようにしましょう。
短い時間の外出はしても問題ありませんが、長時間の外出は避けるようにしましょう。

 

□産後6週間

身体が元に戻る頃です。
体調が順調であれば、外出やストレッチなどの軽い運動などもしてみましょう。
お医者さんの診断さえあれば、職場に復帰することも可能です。

しかし、遠方の外出は産後8週間経過してからにしましょう。
実家の帰省でどうしても長時間の移動が必要な場合は、家族に付き添ってもらいながら、無理をしないように心がけましょう。

出産後の期間が経過するにつれて、お母さんの身体は徐々に元どおりになり、できることが増えていきます。
しかし、決して無理をせずに自分の身体と相談しながら、元の普段の生活に向かってできることを少しずつ増やしていきましょう。
家族の方も気遣ってあげながら、みんなで出産後の産褥期を元気に、健康的に過ごしましょう。

 

□最後に

今回は、出産後の体に良い過ごし方について、産後の期間別にご紹介いたしました。
出産後のお母さん、出産を控えているお母さん、またそのご家族の方は、ぜひご参考にしてみてください。