大阪の整体院が教える!産後の尿漏れの原因とは

2018.10.17

説明

産後の尿漏れにお悩みの方もいらっしゃるのではないでしょうか。
今回は、妊娠中や産後に尿漏れしやすい原因と、その改善策についてご紹介いたします。

 

□妊娠中の尿漏れの原因

妊娠中は大きくなった子宮が膀胱を圧迫するので、尿漏れが起こりやすくなります。
また、産後についても大きな子宮に膀胱が圧迫されたり、分娩時の負担から尿漏れは起こりやすくなるのです。

尿漏れは、妊娠期や産後はたくさんの人が経験する症状なので、心配する必要はありません。
産後3~4ヶ月すれば、膀胱と子宮の位置が元に戻り、その際に尿漏れはほとんど改善するので、安心してください。

 

□産後の尿漏れの原因

産後の尿漏れについては、分娩時に骨盤底に負担がかかってしまうことが主な原因です。
骨盤底とは、骨盤の底にあって、子宮や膀胱などを支えている部分で、筋肉や線維組織からできています。
この骨盤底が緩むと、尿道の締まりが悪くなり、尿漏れに繋がってしまいます。

しかし、時間が経つにつれて骨盤底は回復していくので、段々と尿漏れも改善されていきます。
それまでは、可能な限り横になって休息を取り、重い荷物は持たずに家族の方に協力してもらうようにしましょう。
少なくとも、1〜2ヶ月は無理をせずに、安静にしておくと、骨盤底の回復も順調に進んでくれるでしょう。

 

□産後の尿漏れを防止するには

産後の尿漏れ対する対処法として、できる限り骨盤底に負荷をかけないことが大切です。
妊娠、出産の際に、骨盤底に負荷がかかってしまうことは、避けようがありません。

しかし、妊娠時や出産時の少しの注意でその負荷を軽減させられます。
分娩の時間が長くなってしまうと、骨盤底にかかる負荷は大きくなるので、妊娠中の太り過ぎや妊娠高血圧症など、分娩が重くなってしまう原因はできるだけ改善していきましょう。

それから、タイミングよくいきむことも、骨盤底にかかる負荷を低減してくれます。
タイミングは、分娩時に助産師さんや先生が一緒に声をかけてくれるので、それに合わせるようにいきむことをおすすめします。

また、出産後のセルフケアに努めることも欠かせません。
妊娠や出産によってかかる体への負荷が、産後の尿漏れの一因になっています。
産後は体が疲労しているので、無理をせずに、出来るだけ体調の回復に意識を注ぎましょう。

 

□最後に

今回は、妊娠中、産後に尿漏れしやすい原因と、その改善策についてご紹介いたしました。
尿漏れの原因に効果的な対策をすることで、改善していきましょう。
ぜひ、ご参考にしてみてくださいね。